カテゴリ:お友達&家族
日本に帰ってきてから、時間があるのと距離が近くなったこともあって、久しぶりに旧友達と電話したり会ったりしてます。時間帯も同じなので、仕事中に上司の目を盗んでチャットの相手をしてくれる友まで。
昨日は久しぶりに大学時代の友達M(って、私はMで始まる名前の友達多いわ)と長電話をしてました。Mは私の地元の結婚式にも来てくれていたのだけど、あんまりゆっくり話をすることができませんでした。 Mは、大学時代のクラスメートの一人。私の大学(日本)では、入学時に一学年100人が選ばれ、授業が英語で行われる特別クラスに入ることが出来るようになっていました。選ばれた100人は、英語の能力別で4クラスに分けられます(1クラス25人づつ)。私のクラスは、後から2人が加わって全員で27人でした。家族の都合で海外に住んでいた人や、留学などで海外にいたことがある人がほとんで個性の強いクラスでしたが、不思議と気が合い、とっても仲の良いクラスだったと思います。私の結婚式では、卒業のときに皆で作ったクラス専用Tシャツを着てきてくれていたし。 大学時代は、このクラスで英語でプレゼンテーションをしたりディベートをしたりと大変だったけどとっても充実してました。毎日毎日授業を一緒にしてたから、関係も濃かったと思う。留学を目指してた仲間とは一緒に沢山勉強したし。 と、Mの話に戻ると、MとMの旦那さんが出会ったのは10年前。 ことの始まりは、クラスの皆で集まって何かしようという話になったとき、どこかの駅の掲示板か何かでマザーテレサについての講演があるということを見つけた私は、それに行くことをクラスメートに提案。クラスの大半は映画に行くことにして、私と一緒にマザーテレサについての講演を聞きに行ったのはクラスのM、A、Yの3人。その講演で、マザーテレサの精神で「隣の人と親しくなりましょう」みたいなアクティビティがあって、生真面目な私はお隣の席の人といろいろ話をして仲良くなり、住所交換までしてました。 その後、お隣に座っていた人からはときどきお手紙が届いて、その人がメンバーになっているNGO団体について紹介され、興味を持ったので行ってみることにしました。そのNGOは、バングラディッシュに孤児院を運営していて、年に2回ほどスタディーツアーみたいな感じで井戸掘り等のボランティアをしていました。 私はつねづねその頃、インドに行きたいと思っていたので、バングラディッシュはインドの一部だと勝手に思い込み、そのNGOを通してバングラディッシュの孤児院へ行くことしたのです。その際、クラスメートのMを誘ってみたところ、一緒にMも来るということで、2人でバングラディッシュへ。スタディーツアーには10人ほどのメンバーに付き添いの人が1人だったはず。で、2週間ほど孤児院で孤児達と一緒に生活を共にするのです。 で、Mはそこで運命の人と出会ったのです。そのお相手は、当時のNGOの会長さんの長男(Oさん)。彼はすでにバングラディッシュにいて、孤児院の運営のお手伝いをしてたのかな(って私は良く知りません)。その当時、めっちゃ口の悪い人で(影で、「(春花はスタディーグループのメンバーで)一番不細工なのに彼氏がおるのが理解できん」とか言われてたそうです。おいっ。)、Mに対する態度も横暴で、Mがその人に惚れたのが私には謎だったのです。 MとOさんがくっつくのは出会ってからかな~り後。バングラディッシュから帰ってきてからも、MはOさんLOVEで、行動力がすごいMは、Oさんの後を追ってアイルランドまで会いに行ってきてました(で、その頃はまだ冷たくあしらわれて傷心で帰ってきてた記憶が)。そんなこんなで、Mの深い愛情でOさんも変わっていって、10年後の今ではやさしい素敵な旦那さんなんですよー。電話でのMはとっても大事にされているみたいで幸せ一杯でした。変わる人は変わるもんなんですねー(めったにそう上手くはいかないと思うから、Mの場合は特別なのかな)。これぞ愛の力?! 私の勘違い(バングラディッシュをインドと思った)で一緒にバングラディッシュまで来たM。私の勘違いも時には人のお役に立つようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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