春花 in USA：博士号の後。

　いとこのYちゃんから電話があって、おでんの作り方を教えて欲しいとのこと。料理なんてほとんどしないYちゃんから何事かと思いきや、ホストファミリーから日本食を作って欲しいというリクエストがあり、それに答えるべくおでんを作ることにしたんだとか。今までおでんは食べたことがあっても作ったことは一回しかないYちゃん（←作ったのは”おでんもどき”）。大ピンチ。日本食スーパーで練り物だけを買ってきて、練り物とうどんでおでんを作ろうとしてました。「普通、おでんにうどんは入っとらんやろ。」と指摘したら、Yちゃん「・・・（無言）」。さらに、誰かがおでんは水から作るとYちゃんに教えたらしく、練り物を水のうちから鍋に入れておこうと思っていたらしい・・・。恐るべし。「おでんとうどんは別に作って出したら？」って助言したら、うどんの作り方もよく分からないとおっしゃる。「ホストファミリーに不味かったらだめやし。」と自分なりにがんばってるおちゃめなYちゃん。上手く作れるといいね。アメリカ人のホストファミリー、実際のおでんやうどんがどんなものか知らんだろうから、上手くできんくても、「これが日本のおでんとうどんです。」って自信持ってだしたらきっと大丈夫なはず・・・。

　こんなおとぼけYちゃんは免許も取ろうとしていて、うちのお母さんから「Yちゃんが暴走しそう（物事をむやみにおし進めそう）だったら、春花が止めるがんよ。」と指令を受けています。Yちゃんに、「暴走したら私が止めるからね。」と伝えたら、「うん、運転の仕方分からんからお願いね。」って言ってました。話、通じてない？！