春花 in USA：博士号の後。

　先週、４泊５日でジョージア州のお家を見に行ってきました。１・２ヶ月かけてダーリンと数百件のお家を不動産屋さんのＨＰで調べてあったのを、４０件ほどに絞って、それをお家の見た目、木の多さ、犯罪率、学区の良さなどでランク付けしてエクセルの表にして持って行きました。その表を不動産仲介業者のＰさんにも先にメールで送っておいて、Ｐさんがランキングや場所などを元に、日程を組んでくれていました。Ｐさん、その表を元に、下見にも行ってくれていたそうです。Ｐさんはとっても一生懸命、そして親身にお世話をしてくれて感謝です。

　１日目は夜に到着したので夕飯を食べて就寝。

　２日目の午前中と午後の前半はローンの手続き。ローンを選ぶ時、幾つか比べて選ぶそうなのですが、私達は２つの企業（１つは大手銀行でもう１つはＰさんから紹介してもらったローン会社）で同時進行で手続きをしていました。この大手の銀行では、表ざたには宣伝していない低・中所得者用の特別ローン（コミュ二ティーサービスの一環）があって、それを紹介されていたのですが、結局、収入の上限が下げられて私達は申し込みをすることが出来なくなってしまいました。このローンは、非営利団体がサービスを提供しているもので、家を買うためのカウンセリングやクラスなどを受けなくてはいけません。その代わり、クロージングコストが低く、そしてモーゲージレートも随分低くてお得なものでした。申し込むことが出来なくって残念。この銀行では、この特別ローンの他に、クロージングコストなど手数料を全く払わない代わりにモーゲージレートが割高の物を勧められました。私とダーリンは、人柄ではＰさんが勧めてくれたローン会社の担当の人（Ｊさん）が気に入っていたので（対応が迅速で的確に仕事をしてくれる）、ダーリンは銀行でのモーゲージのGood Faith Estimateを持ってＪさんに相談したら、会社の上の人に交渉してくれてこのローン会社のモーゲージを銀行で勧められたモーゲージと条件と見合うようにしてれました。なので、２人で相談してこのローン会社のモーゲージローンにすることに決めました（決めたのはジョージア州を後にしてから）。

　２日目の午後４時くらいにＰさんと私たちが泊まっていたホテルで待ち合わせ。それからＰさんの車で夜８時までで１０件ほど見てきました。Ｐさん、私達が短時間で１０件も見られたことをびっくりしてました。いろんなSubdivision（家が集まっているコミュ二ティー）も見て、どれが好みか好みじゃないかもだんだん分かってきました（好みなのは木や緑が多い、好みじゃないのは木や緑が少ない）。

　最後から２件目に見たお家は、オンラインで写真を見てとても気に入っていました。平屋で裏庭は林になっていて湖が見えます。そのお家に入ったとたん、とっても素敵で思わず興奮してダーリンとＰさんを置いて裏庭に駆け抜け、林の中に入っていた私。なんと野うさぎを見つけました。湖にはサギのような鳥もいたし。裏庭から林に続く小道があって、その小道は湖の周りをぐるっと一周しています。小道の脇には野生のラズベリーがなっていたり。私は子どもの頃、山や林を探索して遊んでいたのを思い出して林の中で興奮していたのですが、冷静なダーリンに呼び戻され家の中を見ることに。そりゃ、家を買うんだから家を見なくちゃねぇ・・・。でも家の中に呼び戻されたものの、野うさぎを見たり、林の小道を歩いたことの興奮が持続して家はあんまり良く見てなかった。このお家がこの日見た中で一番良くって、とっても気に入ってしまいました（でもお家の中の記憶はあまり無し）。↓台所とBreakfast Areaの写真。窓の横にドアが見えるんだけど、そのドアの外には湖と林があります。



　この家を見るまでは眠かったのに、興奮して目が覚めたので、その後、もう一件Ｐさんに連れて行ってもらいました。このお家は老夫婦のお家。老人用のコミュ二ティーに引っ越すために１３年住んだお家を売ることにしたんだそう。お庭がとっても綺麗に手入れがしてありました（って興味があるのは家の外ばっかり）。老夫婦にお家のことや、近所のこと、通勤のことなどお話を聞くことが出来てとっても為になりました。
　
　２日目はこんな感じであっという間に夜でした。Ｐさんにかわいい小さな町で夕食をご馳走になって２日目を終えました。