春花 in USA：博士号の後。

　今日の夜はかつて一緒にインターンをしていたJTとご飯を食べてきた。JTは今も私と同じアパートに住んでいて、インターンシップを終えた後も近くの子ども専門の総合病院でポスドクをやっている。今週末は入院病棟の緊急患者さんの為に「オンコール（２４時間体制で急患があればいつでも出勤しなくちゃいけない）」ってどきどきしていた。コミュ二ティークリニックと違って病院では精神病以外の医学的な知識も必要なそうで覚えるのが大変なんだって。私も将来、病院で働くのもいいな～って思ってるから（実際どうなるか分からんけど）、JTからいろいろまた教えてもらおう。

　彼女は私を含めて３人いたインターンの中でたった１人、インターン中に博士論文を仕上げて博士号を取って晴れて正式のポスドクとなっている。私もポスドクだけど、博士号をまだ持っていないから正式なポスドクじゃない（仕事は正式だろうが無かろうが一緒なのだけど給料が違ったりする）。もう１人のMMは、博士論文をやりながら私立の優秀な女子小・中・高校の全体のカウンセリングプログラムのディレクターとして働いてる。この３人で時々会っては食事しながら愚痴を言い合ったりしてる。私は現在かなり博士論文を書くのが嫌になってきていて、JTはそんな私の愚痴も良く聞いてくれてとっても頼もしい。今週末は私がどれだけはかどってるか確認の電話をかけてくるって言ってた・・・。んー。

　JTは今、Psychologistの免許を取るためのプロセスについて調べていて、テキサス州では免許を取るために筆記試験２回と口答試験が１回あって、それを受けるために＄１３６０かかるらしい（州によって値段や試験内容は違う）。試験に落ちたら受けなおすためにはまた受験料を払いなおさんといけんなんて、恐るべし。長い間かけて博士号をとってもまだまだ先があるんだよね。それだけ責任も重い仕事を扱うからなんだろうけど。免許を取ったらやっとPsychologistとしてのスタート地点に立てる。私なんて、まだ博士号持ってないから、そこから何とかしないとね。嫌だけど、今週末も論文やります・・・・。