春花 in USA：博士号の後。

　今週は月曜日からとってもいろんなことがあって疲れた～。実は今年、本厄なのでお母さんから「いろいろ気ぃつけて生活しられ」と忠告を受けてます。去年も前厄でかなりしんどい年だったから厄は十分来ただろうと思っていたけど、今年もなかなかの勢いで厄を呼び寄せているような。とは言っても、焦らず冷静に対応すれば何とか処理できる厄なようなので落ち着いた気持ちで受け止めていこうと思っています。

　まず月曜日、歯医者さんに行って検査をしてもらったらなんと歯茎の炎症と虫歯が発覚してちょっと動揺。保険を使っても＄１０００以上の出費になることを知ってさらにどきどき（保険なしだと＄２５００以上）。動揺中、仕事に戻ってメールをチェックすると、大学院からお知らせが。そのお知らせには私が提出した博士論文の余白が足りないので博士号取得申し込みの受理ができませんと・・・。しっかり余白も測って提出したのに。で、この夜、ダーリンと話をしてたら、ジョージアのお家にＩＲＳ（米税務署）から何かの手違いで自営業税の＄５０００を請求するお知らせが届いてるし（ダーリンも私も自営業じゃないのに）。

　これが全部月曜日。月曜の仕事の後、博士論文用の紙（綿１００％と綿２５％）を購入して、火曜日は印刷してＥｘｐｒｅｓｓ　Ｍａｉｌで大学院に送っておいた。水曜日には無事大学院に到着してちゃんと博士号取得申し込みは受理され一安心。ダーリンも米税務署に連絡を取って手違いを証明するために交渉中。歯医者は他の人に話を聞いて、別の歯医者さんでも費用の相談をしてみようと思うのでまだ予約は入れてません。

　で、そんなこんなで水曜日はダーリンが去年教えた大学院のクラス（上級統計学）がどのように生徒達に評価されたか閲覧できる日で、評価がかなり酷だったらしくてかなり落ち込んでしまってました（ダーリン、ただ今落ち込み中）。ダーリンの厄年じゃないのに私の厄が降りかかっている？！他の教授に相談したら、終身在職権の審査で評価されるのはどれだけクラスを教えるのが上手になって生徒からの評価が良くなったかだから助教授１年目で生徒からの評価が悪くても長い目で見るとそう悪いことじゃないって助言してもらったそうです（それでも落ち込み中。にゃんこに癒してもらい中）。

　そんで、最後の最後の金曜日（今日）、私は車の鍵をなくしてしまってました。クリニックのスーパーバイザーや他のセラピストの人たちとのんびりお昼を食べに行って帰ってきた時になくしてたみたいなんだけど、気がついたのは仕事を終えて帰ろうと準備始めてから。自分のオフィス内外を探したり、お昼を食べたレストランに電話したりしてたんだけど見つからず。スーパーバイザーや他のセラピストの人達も一緒になって探してくれて、丁度通りかかったクリニックの取締役のＡＲが「そういえば、お昼頃駐車場の入り口で鍵を見つけたって言うのを聞いたわよ～。」と教えてくれて、無事、受付譲の机の中に鍵を見つけることが出来ました。ほっ。

　こんな感じの勢いでいろんな出来事が起こってるんだけど、それぞれ周囲の人の良心に助けられたり、落ち着いて対応することで解決されたりと、今年の教訓は最初に書いたみたいに「大きな気持ちで物事を受け止め冷静に対処すればなんとかなる」なのかな。日本に帰ったらいつもお世話になってる神社に厄払いしてもらうよ～。

↓Ａちゃん（元美術部仲間＠大学）撮影。加茂川の初日の出２００８年。