春花 in USA：博士号の後。

　博士号を取った時点で名目上は心理学者なんだけど、臨床家として独立して活動する場合は州の免許が必要です（大学で教えたり研究したりするだけで直接治療やアセスメントをしなかったら免許はいらないけど）。ということで、今年1月から免許を取得する手続きをしたり試験勉強をしたりしています。

　で、今日、ジョージア州の心理学者免許委員会（？）から書類審査が通ったので試験第一号を受けてもいいですよっていうお手紙が届きました。試験を受けてもいいって言われて嬉しいような嬉しくないような。免許をもらえる前に試験が３つあって、今勉強中のものは心理学の専門知識の試験について。この試験が受かると、今度は精神衛生とかに関しての法律の試験があって、最後に口答試験があるんだそう。

　心理学の専門知識についての試験は、私の専門じゃない商業心理学や神経心理学（脳みそとかホルモンとか薬の作用等）も範囲なので暗記するのに苦戦中です。専門分野の臨床心理学や治療法、診断とかについても得意な分野と不得意な分野があるので、平等に知識をつけられるよう勉強中。今までに習ったことがあっても久しぶりにお目にかかる内容だったり、新しい知識だったりとなかなか試験勉強も楽しいかな。臨床家の免許なんだけど、統計学や学術研究法も試験の範囲だったりするよ。