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テーマ:暮らしを楽しむ(387406)
カテゴリ:紅影オリジナル詩!!
”のび太~、おやつの時間よ~……”
気付くと彼は、煎餅のように固く閉ざされた布団の上にいた。 時計にチラリと目をやると、もう3時過ぎ。 それにしても嫌な夢だった。 ネコ型ロボットのBlueが、 ”もう、のび太クンったら…。いっちゅも、いっちゅも…” ちとおせっかいに過ぎるのが玉に傷だが、頼りにもなる、 土管が積み上げられた小さな広場。 ”おい、遅ぇじゃねぇか。のび太のくせに生意気だぞ” のび太のくせに、ってのはどんな言いがかりだい? その横にいる金持ちの出っ歯が使っている”ラジコン”は、 だから、こう言ってやるのが正解なんだ。 ”ねぇ、僕にも使わせてよ…” すると、デブと出っ歯が、ネタ合わせ通りの展開と、 ”のび太は、ダメ~!!!!” ベタだな…、 それに、 これも結局はビジネスさ…。 サービス精神という”プロ意識”を心に隠し持ちながら、 桜並木の向かい側からは、彼女が歩いてくる姿があった。 ”しずかちゃんも一緒に、遊ぼうよ~♪”
この道で俺は、生きる意味を追い越したい。
【ドラえもん哲学・概論~のびのび太大先生~】 【ドラえもん哲学~映画編~】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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