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カテゴリ:紅影オリジナル詩!!
とにかく切なくなってしまう。
人を愛することと、憎むことは同一線上にあって、 そのどちらかを選んだ時に、どちらかが消える…という当たり前のことなのに。 ”ねぇ、俺たちは愛みたいになれるのかな?” 子供の頃、駄菓子屋で買ったスーパーボール。 ”どれだけ高く上がるか”って友達と競争して、 アスファルトに強く投げつけたぶんだけ、 空を目指して、高く高く弾んでいった。 君に投げかけるモノはいつも、 ”優しさ”と”勇気” でありたいと思っているんだ… 全てのモノが調和していない日差しの中で、 君の心ばかりを追いかけては、不安という名の影に怯えている。 君の過去がどうだったとか関係ないって思いたいんだけれど、 過去と未来との間に、手ごたえのある繋がりを見出してしまう俺だから、 また、たぶんね…不機嫌な俺が、 君を傷つけてしまうこともあるかもしれないって… 目覚めると彼は、ベッドの上にいた。 デスクの写真立てに飾られた彼女の笑顔が ”負けないで”って囁いていた。 カーテンが映し出す青と水色のコントラストを抱きしめながら、 部屋のよどんだ空気を、必死に吐き出し吸い込む自分の体が、 ”まるで生きてるみたいだ” って思った。 枕元には子猫のような寝息を立てて眠る君がいる。 起こさないように、そっと腕枕をほどいた。 俺は、きっとね…、 君を幸せにするために生まれてきたんだ。 Can you together the same pictures ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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