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カテゴリ:紅影オリジナル詩!!
付き合ってちょうど3ヶ月目の真夜中に、 お互いの携帯電話に登録された異性の連絡先を消し合った。 会話の流れの中で二人の将来の話になると、 ちょっぴりまだ口ごもってしまうような二人だけれど、 今まで真面目すぎるくらい真剣にお互いと向き合ってきた。 ”ケンカするほど仲が良い” なんて、月並みでありふれた言葉の羅列で、 二人の関係を表現し尽くした気持ちになりたくはないけれど、 少なくとも今の彼と彼女にとっては、 他のどんな言葉よりもしっくりくるように思えたんだ。 自分たちの存在意義、 とかね… そんな小難しい言葉は 二人の間には必要ないのかもしれないけれど、 何かね、自分たちの真剣さへの証明書みたいな言葉が欲しくってさ、 俺は今もこうして、君への言葉を紡いでいるんだろうなって。 彼と彼女は、小さな節目を大事にしたいと考えていて、 ”次は半年目のお祝いだね”ってすごくキュートな笑顔で言う彼女は、たぶん、 お気に入りのチョコレートケーキのこととかを思い浮かべてるのかなって、 彼は彼女の、そんな何気ない可愛さが大好きだった。 君とはいつも、新鮮な気持ちで会えたらいいなって、 そう思ってるんだ。 この前撮ったプリクラの、君の笑顔が大好きで、 甘えた君、怒った君、強気な君、臆病な君、 どんな君でも、俺の大好きな君で、 君を眺めている俺がいる。 俺は、たぶんね…、 君を幸せにするために生まれてきたんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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