|
カテゴリ:紅影オリジナル詩!!
心の写真を撮ることが出来るのは、
言葉くらいだろうって、信じていた。 目に見えない心の模様を、 こんなにもハッキリとした形で、 未来に残しておけるのは、 言葉くらいなんだろう。 君と俺が持つ人生の写真が同じなら… 君と俺が全て同じだったらいいなって思う時がある。 住んできた景色、肌で感じた空気、懐かしい友人たち。 君の写真の一枚一枚を彩ってきた鮮やかなインク達でさえも共有してみたいって。 まるで、君が心の中に持っているカメラと、 全く同じものを欲しがってグズる子供みたいかな。 でも、ホントなんだ。 君の心の写真を映し出すカメラをいつだって探してる。 出会った頃からずっと、今まで。 君が触れ、君が覗き込み、君がシャッターボタンを押した、 君の匂いの染み付いた、君だけのカメラ。 形が似ている同機種のものでも何か欠けてる。 君の心が宿る、君だけのカメラ。 うん、知ってるさ。 君と俺は違う。 そんなことは最初から分かってる。 けどね…。 そうじゃないんだ。 それぞれの人生の何万枚ものシャッターチャンスの中で、 君と俺が二人でピースサインをしているのが、 ちょうど今だった。 そこに光を感じていたい。 君と俺が繋がれるいくつもの可能性を。 せめて君がこれから撮る写真達を、 俺に見せてくれないか? そして、よかったらこれからも、 二人で写真を撮り続けたい。 レンズ越しにいる自分達がいつも輝いていられるように。 今日、横浜でデートをしよう。 互いの感性が溶け出たようなファッションで。 二人のカメラとアルバムを抱えて、 楽しいことも悲しいことも、 たくさんの話をしよう。 あす いつものカフェで しちじに てーぶる席で待って るよ 俺は、きっとね…、 君を幸せにするために生まれてきたんだ。 I can together the same pictures. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/16 01:33:16 PM
コメント(0) | コメントを書く
[紅影オリジナル詩!!] カテゴリの最新記事
|