表裏
バイクのインストラクターさんの中で1人、凄くキツい方がいました。口調がキツい、内容もキツい。優しさや気遣いの欠片もない。厳しい、ではなく、キツいので、この方に当たるたびに胃がキリキリ痛み数日地の底をはい回りました。しかも一向に上達せず。。近所に住む、最近免許をとったおじさんも「若造のくせに、偉そうに!!(怒)」と。教習で仲良くなった女性も男性もやはり同じ事を言っていました。あんまり評判が良くない。。汗私がその方を苦手と言ったのを本人に聞かれ、その方も、私の出来の悪さにイラついてる感じもあり、かなり気まずいムードがあったのですが、合格発表の後、ばったりと会ってしまいました。お互いに「あ!」と言って一瞬固まり私が「合格しました」と言うのと「おめでとう」と言われたのと、同時でした。また少し沈黙の後、「普通自動二輪にも挑戦したいけれど足付きが心配で。。」と言うと「乗ってみますか?今いいですよ」と言われ倉庫にしまってあったバイクをわざわざ出してくださり、乗せてくれました。初めて乗った時より足がしっかり着く感じがしました。身体がバイクに馴れてきたみたいです。少し話しをしたのですが、どうやらこの方、根は悪い人じゃないみたい。ただ口が悪いだけみたい。素直に「頑張れ」って言えなくてついつい嫌味を言っちゃう、という感じがしました。案外かわいいところがある人だと分かりました。ある一面だけを見て嫌うなんて失礼だったな。。人には必ず両面あるもんな。卒業という日にそれが分かって良かった(*^^*)こうやって、人間関係も卒業していくんだなぁ~また気持ち良く再入校出来そうです。