天河神社へ 続き
娘は布団に入るとすぐに寝入りました。旦那はすでにいびきをかいています。私は天河神社の神様と光でつながり天使やマスターにお願いしましたが、全然眠れません。その内、暗闇の中、先ほどの男性の顔が浮かんできました。旦那のワークをする時に、私たちの部屋へ来た事を思い出し、部屋の中をじろじろと見ていたのがとても気になりました。この宿はドアに鍵がなく基本続き部屋なので、不用心です。全てを信じゆだねるしかない状態です。段々と恐怖が大きくなってきました。色々な怖れがどんどんと出てきます。極寒なのに汗をかいていました。呼べるだけの天使やマスターやセラフィムを呼び、守ってもらうとともに、私が光とつながり続けられるようお願いをし続けました。外は叩きつけるような雨が降り続いています。眠れぬ時間が過ぎ、明け方の5時頃、突然気づきました。昨年来た時には、この宿にいた蛇のエネルギーを持った女性が怖くて、うなされ、一晩中眠れなかった事を思い出し、ここは私の無意識の怖れを浮上させ、意識させる場所なんだと。それが分かると、少しラクになりましたが、結局一睡もできぬまま、朝を迎えました。6時40分、朝の朝拝に参加するため、神社に行きました。既に太鼓の音が鳴り響いています。前回は娘も旦那も参加したのですが、土砂降りの雨と疲れから、2人とも寝ていると言いました。拝殿に着くと、5人ほどの人がすでに座っておりました。相変わらずの土砂降りで、物凄い音が響いています。疲れから意識が朦朧としふらふらしながらの参加でしたが、祝詞が始まると頭が冴え、最後にお神酒と昆布をいただき、宿に戻りました。朝食を済ませ、宿を出てから、今度は3人で神社に行きました。土砂降りはまだ続いています。旦那は早く帰りたそうでしたが、私は何となくまだここにいたい気がして椅子に座りぼーっとしていました。少しすると、突然、後ろの舞台に光が灯りました。驚くのもつかの間、巫女の格好をした女性が4人入ってきて、宮司さんから、今から巫女の舞が奉納される旨が告げられました。うらやすの舞ととよさかの舞で、私が小学生の6年間、秋のお祭りで踊った、まさにその舞でした。光が降り注ぎ、グラウンディング力もどんどんと強くなっていきました。手をつなぎ隣に座っていた娘の手にも力が入り、汗ばんでいました。土砂降りだった雨は次第に弱くなり、終わる頃には太陽が出ていました。巫女さんたちは名古屋から来られ、全国の神社をまわり舞を奉納しているそうです。こんな貴重な機会に恵まれた事、同じ愛知県から来たこと、何だか、ご縁を感じました。旦那に急かされた時に帰らずに、何となくまだここにいたい、という気持ちに従って良かった~と思いました。神社を出る前、最後の挨拶にと拝殿に向かって拝んでいると、女性の声が聞こえてきました。「これからはわたくしがあなたをまもります」と。前日の夜、例の男性に、低エネルギーにつかれるのは、私を守護している存在が弱いからで、有名な神社に行くと、それなりに強い存在がいて、一生懸命拝めば、その存在が護ってくれるようになり低エネルギー体は近寄れなくなる、そう言われ、天河神社から車で10分ほどの所にあるお寺?で、日本で一番強い龍神がいる所があるからそこに行きなさい、そう言われたのを思い出しました。拝殿を出ると、さっきまでの土砂降りが嘘のように温かい日差しが辺りを照らしていました。雨に濡れた石段はきらきらと輝き、未だ雨のしずくを落とし続ける木の枝からは光る粒が幾千と頭上に降り注ぎました。初めて朝を迎えたような、生まれ変わったような、全く新しい世界に変わってしまったかのようでした。ここはこうして雨が降るたびに生まれ変わっているのかもしれない、そう感じました。昨年来た時も土砂降りでしたが、結局晴れる事はありませんでした。写真では全然伝わりませんね。。車に戻り、もう必要ない気がしながらも、昨夜男性に教わったお寺を探したのですが、カーナビでもスマホでも、どこにも見つからず、もともとの目的だった、龍神さまに護っていただく必要はなくなった事から、やっぱりご縁のある場所にしか行けないんだなと次の目的地に向け、出発する事にしました。次の行先は十津川村。玉置神社です。