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カテゴリ:建築探偵
12月11日のこと。
友人の結婚式の二次会に<お呼ばれ>いただきました。場所は愛知県の岡崎市。その前日まで出張で静岡にいる予定だったこともあり、近辺に宿を取って久しぶりの一人旅に興じることとしました。 二次会の場所近辺で、好きな古い建物が見れる場所は?と岡崎近くの地図を広げると・・・、ありました。(*゚▽゚)豊橋(とよはし)と蒲郡(がまごおり)。豊橋といえば「豊橋ハリストス正教会」、蒲郡といえば「蒲郡プリンスホテル」、ということで狙いはその二つに決定! ハリストス正教会(ロシア正教ともいうらしい)は函館がいちばん有名で、函館(北海道)と白河(福島)を既に観ています。 (´ー`)今回で3棟目のハリストスということになります。("o(-_-;*)しかしこの発音しにくい名前はなんとかならんかっ) 情報源は私の旅の指南書ともなっている【藤森照信著「建築探偵/雨天決行」】です。 この建築探偵シリーズは朝日新聞社による単行本で「東奔西走」「雨天決行」「神出鬼没」の3冊あります。 写真がとてもきれいで、建物に関するエピソードを知ると、ムショーに実物が観たくなります。 (↓↓↓気になった方は<藤森照信>で検索してみて) さて、その豊橋ハリストス正教会、残念なことに建物の老朽化が激しいのか内部は公開していないようでした。 外観はいつでも見れます、特に破風部分にご注目。 樋と一体的にデザインされているところは、とても大正時代の大工のワザとは思えないほど。 ただクリスマス近くにはその建物を使うような貼り紙があったので、お近くの方は足を運んでみてください。 豊橋公園近くに白い塔と緑の屋根が見えたら、それが教会です。 豊橋公園へは豊橋駅から路面電車で10分足らず。天気も良かったので、教会を見終えた後は路面電車から見えた「豊橋公会堂」へ歩いてみました。 蒲郡では「蒲郡プリンスホテル」を観てきました。 こちらの情報も私の旅の指南書、【山口由美著「ホテルクラシック」】。全国の由緒あるホテルを紹介している本で、私の通勤電車の友となっています。 楽天では現在品切れらしいですが、中古本が出されていました・・・(山口由美で検索してみて)。 こちらは和風な建物でホテルにしては小ぶり、海に面した小高い丘の上に建っていました。 訪れた日には披露宴が終わった時間らしく、小さなロビーには可愛らしいお嫁さんと旦那さんが金屏風を背に立っていました。 エントランス直上にあるラウンジでは、目の前に広がる三河湾と浮かぶ竹島を堪能できました。夕方近くだったので、青~紫~朱に変わってゆく空のグラデーションとその景色は最高でした(o´ω`)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/20 11:24:52 PM
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