ウツっ子　春小麦の雑文

　六本木ヒルズへ行ってきました。今夜は少し冷えましたが、クリスマス直前とあって老若男女、大変にぎわっておりました。それはサイト内の樹木などにＬＥＤを使ってデコレーションしており、これが12月の風物詩となって多くの人が足を運んで来るからなのです。

　　　　　

　エントランス前の朱色のデコレーション、建物通路にある白色・青色のデコレーション、毛利庭園の低木にまで･･･。しかしＬＥＤは一体、何種類・何個あるのでしょう？本当におびただしい数を使用しています。

　　　　　

　冬の夜の空気は冷えてピンと張りつめていますが、ＬＥＤのその冷たい光が夜の空気と相まって、厳かで神聖な光に見えてきます。大変多くの人がいるにも関わらず、静寂すら感じさせる光でした。

　特に圧巻は「けやき坂通り」の並木をデコレーションした白色・青色のＬＥＤでしょう。坂を下る方向に向かって立てば、眼の前一面にきらめくばかりの光のファンタジー。ルイ・ヴィトン前に立てばきらめく光の奥に、東京タワーが暖かい光で浮かんでいる光景も素晴らしいです。突き刺すような繊細なＬＥＤの光は素人写真ではうまく残せないので、これはもう必見、心のシャッターを下ろしておきましょう。

　　

　しかしこの並木の光を最後に観てよかったです。最初に見ていたら、それまでのデコレーションにはさほど感動できなかったかもしれません。
みなさん、並木は最後ですよ、最後(o´ω｀)ｂ