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カテゴリ:建築探偵
今日は群馬県大間々町にある『ながめ余興場』へ行ってきました。東京からは東武特急「りょうもう号」に乗って終着の赤城駅まで行きます。関東の耶馬溪と言われる渡良瀬川の渓谷「高津戸峡」を見下ろす高台に建てられています。離れて暮らす保育園児の娘が生活発表会と題して、クリスマスに行われた場所がこの『ながめ余興場』です。昭和12年の建物で木造の興行場。人力で廻す舞台装置も付いていて、当時としては充実した施設だったのでしょう。
ちょうど今はやりのシネコン程度の規模で、保育園の発表会にはうってつけのようでした。1階の座席は教会においてある背もたれの付き長椅子(4~5人掛け)のようなものが、40程度並べてありました。また舞台から客席に向かって左右に花道のような通路もあり、これまた由緒正しい興行場と言った感じです。 その舞台を使っての生活発表会。しかしまだ冷えている朝の9時半、私は少しでも暖かいだろう2階の観客席に陣取りました。2階席からは客席中央の真上に取り付けられた一番大きな照明が近くに見えました。恐らくこれも当時のものでしょう。 イベントが無い時は内部を公開してなさそうなので、今回はラッキーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/26 12:49:31 AM
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