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テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:たわごと
今週は朝礼~12時までの勤務。
朝礼のときに午後から住宅に関するシンポジウムがあって、招待券が余っているとのこと。 どうせ帰る方向なので、シンポジウムに出席することにした。 【パラダイムシフト】 科学者集団に共有されているパラダイムが,ある時点で革命的・非連続的に変化する局面のこと。 まさに今、住宅に関して大きな転換点にあるのかもしれないですね。 では、聞いてへぇ~と思ったことを復習がてらに記しておこう。 1)団塊の世代、団塊ジュニアの暮らし方や価値観について 団塊の世代は全国各地で生まれ、職を求めて上京(東京のほか大阪や名古屋など)し、住まいは都市近郊の分譲地に住んだ。 それは団塊の世代にとってテレビの普及とともに、アメリカのホームドラマに憧れたひとつの形(ライフスタイル)として、洋館っぽい家に芝を植えてという住宅を好んだからである。 三種の神器(電気洗濯機・電気冷蔵庫・白黒テレビ)はもちろん、この時代には3C(自動車、カラーTV、クーラー)を手に入れたいという世代。 そのため団塊Jrは都市近郊で生まれている。彼らは家庭を持つようになっても、地縁を重要視し、親世帯と同じエリアで住居を構える傾向が強く、他の沿線などにも移ることが少ない。 しかしこの地縁のハードルを越えさせるものとして、タワー型高層マンションや大規模マンション(200戸以上)がある。 近年、このようなビッグプロジェクトが増えており、10年前の2倍近いそうだ。 2)勝ち組と負け組、勝ち犬と負け犬の話 勝ち組と負け組は所得による分類で、もちろん勝ち組が所得を多く得ている組。 次に勝ち犬と負け犬はご存知の通りファミリーを持った勝ち犬と、シングルの負け犬。 これらの要素を掛け合わせると次のような分類に。 A:勝ち組の勝ち犬 23区内の高級マンション B:勝ち組の負け犬 23区内のアパート/マンション C:負け組の勝ち犬 郊外の公共住宅 D:負け組の負け犬 郊外アパート これだけでもいろんなことが分かります。 例えば私が「一戸建て住宅を販売する営業マン」だとしましょう。 狙いはCです。負け組なのであまり高い見積もりは出せません。 あるいはAです。こちらは高級物件としてプレゼンテーションも派手になってきます。 Dは一個建てではなく、リフォーム需要が高い。 お話された方々が分かりやすく話していただき、行ってよかったと思える内容でした。 時にはこういう社外の人たちとの交流をせねばならんなぁと感じた次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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