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カテゴリ:建築探偵
先週に引続き、今日土曜は千葉県佐倉市に行ってきた。
ツアー名も「城下町佐倉お花見ハイキング」となっている。 つまり佐倉でさくらを見よう・・・っという主旨。 (↑これをオヤジギャグと言うのか?) 駅でエントリーを済ませ、歩き出した。 20分位歩いたところで、山の斜面に沿ってくねくねと道が湾曲しているところで、少年たちと出会い、新鮮な気分にさせてもらった。 この道は車が通ることは少ないが、少年野球のちびっ子たちが私たちの後ろから、次々と自転車で追い抜いて行く。 その際『おはようございます』と大きな声で挨拶をして自転車を滑らせて行く。 うん、感心、感心。挨拶は大事だよね。 こちらも大きな声で挨拶を返すと、とても気持ちよく、晴れ晴れとした気分になれるんだ。 ちびっ子たちに感謝です。 さて、コースの最初の目玉は「旧堀田邸・佐倉庭園」だ。 私も知らなかったのだが、どうやらこのあたりの最後のお殿様だったらしい。 一旦は東京に集められ華族となるが、思いがあって佐倉に戻り品種改良などの農業試験場を私財をはたいて作ったそうです。 建築的には希少価値だそうだ。 江戸末期~明治に建てられた建物はこの堀田邸以外にもたくさんある。 しかしその多くは神社、寺院、農家が多く、純和風で由緒正しく美しい住宅というのが珍しいのだとか。 次は「佐倉順天堂記念館」。 誰よりも早く西洋の医療を取り入れ、外科手術をも行っていたそうだ。 当時の注射針が展示されていたが、あれは針ではない(^^;; ちょうどノック式のボールペンのペン先がしまわれたときの穴の大きさである。 また当時は麻酔をかけずに手術をしたらしい。 現在でも手術の前に承諾書を家族が書くが、この時代は家族のほか親戚一同の承諾書をとったそうだ。 次は「武家屋敷」。 てっきり武家屋敷が多く保存されている街路があるんだと思っていたが、移築保存され公開している屋敷が3棟、その他には普通の民家が建っている。 しかしこの武家屋敷の道路から見ると、各屋敷に土手を作っているのがわかるでしょう。 この土手の内側に普通の民家が建ってました。 ちなみに武家屋敷の建物は絢爛豪華ではなく、反対にものすごーく質素でした。 藩が武士のためにある程度のランクをつけて武家屋敷を建築し、武士はその家に入居する形だ。 まるで公務員が県営住宅に住んでいるという図式。 ちょっとしたハイキング気分になれたひよどり坂。 width="240" height="320" alt="ひよどり坂" border="0"> 朝8時半ころにスタート、途中で旧堀田邸、順天堂、武家屋敷などの見学し、12時前に駅に戻ってきました。 今回の行程も11kmでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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