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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:うつうつ
休職して約1ヶ月経った。
休職を始めた頃は毎朝「今日も休みます」と連絡する必要が無くなり、 毎日休む免罪符を得たようだった。 これは精神的にも大きな解放感だった。 少なくとも休職後1ヶ月は会社の事を忘れて過ごそうと決めていた。 忘れるだけでなくドクターからは 「折角だからと休暇を楽しみなさい、思うことをやりなさい」そう言われていた。 また、上司からは「旅行に行くも良し、何かの勉強をして資格を取るとか、会社生活ではやれなかった事をやったらどうか」と言われていた。 しかし今になって思うけど、その言葉の意味をその時は理解してなかったようだ。 暇をむさぼって、特に何をするでもなく、 一日一日を過ごすことが、今の自分には必要なんだと思っていた。 そして1ヶ月経った最近、ようやくそんな風に日々を送ることが もったいなく感じるようになってきた。 ドクターや上司の言葉が今頃になって分かってきたのかもしれない。 あれだけ予定を入れるのが苦痛だったのに、 「駅からハイキング」などの予定が入ることが、楽しくなっていた。 昨日の通院で、そんな話をドクターに伝えた。 『随分よくなってきた証拠だよ』 「ええ、自分でもそうかなと思います」 『そろそろバイトでも始めたら?』 「・・・!」 『この休職中に、毎日の決まった時間に決まった所へ行けるようになった方がいい』 会社で働くためのリハビリをしておきなさい、ということか。 「よく分かるんですが、休職中の副業は会社にバレルとクビになります」 『そんなことは構っちゃいけない、医者の勧めがあったと言えばいい』 「・・・はい」 そして病院の帰り、駅近くで求人誌のフリーペーパーを3種類を手にとって帰宅した。 ページをめくりながら考えた。 でも週に5日も働く自信が無い。 週に2・3日、4~5時間くらいのアルバイトが、今の自分サイズじゃないかと思う。 車が無いので、駅から近い職場がいい。 ・・・しかし、どれもこれもピンと来ない。 やっぱりまだ働きたくないんだ。 でもこれは「なまけ」なんだろうか? 姫に話すと「バイトなんて、まだ早いよー」。 客観的にそう見えるのかも知れない。 昨日からのぐずついた天気でテンションも落ちている。 特に今日は落ち込みが大きい。 なにもする気になれず、夕方から寝てしまった。 突然だが、明日、姫と入籍をし、姫が引っ越してくる。 群馬の元ヨメもこのブログを読んでいるだろうから、 この辺はあまり書かないようにしていた。 でも意識して避け続けるのも不自然かと思い、思い切って書くことに。 明日はレンタカーをして、引越屋さんをやります。 これからは一人暮らしより、いろんな意味で刺激を受けることになるだろう。 その方がウツの回復にいいような気がする。 反面、今日みたいな落ち込んでる日は、姫に迷惑をかけることになるかもしれない。 こんなバツイチで子供もいて、慰謝料・養育費も払っていて(貧乏で)、 それにウツになって休職中の男に嫁ぐ姫は、きっと大きな決断をしたに違いない。 その決断に応えられるような男になりたいと思う。 ちょっとオーバーに深く考えすぎかも知れないけど、 それくらい気を引き締めたほうがいいと今は思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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