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テーマ:これが私流・・・(310)
カテゴリ:たわごと
街ですれ違った見ず知らずの他人に、こんなことを言われたらどうしますか?
「お金が無くて困っている、3千円貸して欲しい、後日現金書留でお返しします」 私は人間は根っからの悪人は居ない、そんな風に考えている。 ここまでは多くの方から賛同いただけると思っているが、先の事例のようにお金が絡むとその判断は人それぞれになるでしょう。 さて、今日は天気も良く暖かい日だったので、自転車で稲毛~千葉駅までを往復した。 片道30分くらいかな? 以前の日記で、最近ベーグルにはまっていると書いたが、今日は千葉駅近くにある「BAGEL&BAGEL」へ買出しに出掛けた。 その途中、西千葉あたりで初老の紳士に声を掛けられた。 「あのー、ちょっとすいません」 声を聞いた時には、その紳士を自転車で追い越していたので、クルッと反転して紳士の前へ戻った。 『はい?』 「地元の方ですか?」 (あー、道を尋ねられても分からないな・・・。この辺りは去年一度走っただけだ。) 『ええ、まぁ』 「これから東京へ戻るのですが、実は持ち合わせが無くて、少しお金を貸してくれませんか?」 ( ゜o゜)ハッ? 『近くの交番へ行かれたほうがいいのでは?』 「いや、千葉県警は貸してくれないんですよ」 ほんまかいな?と思いつつ・・・ 『東京までなら千円で足りますよね』 「いやいや、2千円、いや3千円あると助かるんですが」 自分の財布を開いてみる。 一万円札が2枚、千円札が1枚。 ちょっと躊躇したが、 『千円札が1枚しかないので、これを』と一万円札を差し出した。 「あー、ではどこかで両替をしましょう」 辺りを見てもコンビニすらない住宅街。 『いいですよ、これを持って行ってください』 紳士が言うには現金書留ですぐに送り返すので、月曜にはお返しできると。 住所と名前を記したメモを渡し、代わりに紳士の名刺を戴いた。 結局、他人を疑ってかかれない私の性格からして、一万円を貸してしまった。 なんと、馬鹿なヤツだと思われる方も少なくないでしょう。 でも困った人を助けてあげられたといい気持ちになれた。 その代償として一万円が適当かどうかは、私も少し高額な気もしているが(^-^; 私は頭にバカが付くような正直だったり素直だったりする。 もういい加減、いい歳なんだから・・・、もっと世渡り上手でもいいのかも。 実は10年ほど前にも同じようにおじさんから声を掛けられ、五千円を貸したことがある。 住所と電話番号を交換して、その日は別れた。 この時は数日しても音沙汰は無かった。 悔しいので相手の所へ電話なり、手紙なりを送ろうかと思ったが、嘘の電話番号だったりすると自分が凹みそうなので、もう捨てたとあきらめることにした。 さてさて、今回も一万円を捨てたことにしなきゃいけないんでしょうか? そして、こんなとき、あなたならどうしたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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