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テーマ:ウォーキング(4415)
カテゴリ:レレレのレ
昨日、鋸山(のこぎりやま)へハイキングに行った。
ヨメの社休日でもあり、二人で出掛けた。 以前に買った本「千葉のさわやか散歩」に載っていたコースだ。 この本に載っていたのは、鋸山の北側から山頂まで一気にロープウェイで上り、向こうの南側に歩いて下るコースだったが、山道の下りばかりは膝に負担がかかると思い、敢えてこのコースの逆にたどることにした。 JR内房線の保田駅を下車、日本寺の山門に向けて線路沿いを千葉方面へ戻る。 石段を登ること10分ほどで日本寺の事務所が現れる。 すでにTシャツは汗で身体に貼り付いている。 「げ!入山料を取るのかい?」 その通りでした。 大人600円×2人=1,200円・・・。 (^-^;「まったく、こんなに汗をかかせて、金まで取るとはけしからん」 こんな冗談を言ってられたのも、このあたりまでだった。 この山は見る限り堆積した砂岩で出来ているようだ。 そしてロープウェイの北側は石切り場として、切り取られ、屏風岩のような地形を残したようである。 さて、この地図にある日本寺側(南側)はと言うと、階段が無ければ登れないくらいの急斜面で、長い年月のため風化した砂岩の模様がおもしろい。 その砂岩のがけを掘り込んで○○地蔵や○○如来のような仏像が納められている。 バーミヤン遺跡のように崖一面に大きな彫刻をしたものも、散見された。 仏教の事はよく分からないが、こんな急坂に石段を作り、そして彫刻を施した昔の人の労が偲ばれる。 ・・・で、ウォーキングはと言うと、緩んだ私の身体には相当きつかった。 ほぼ全路と言っていいほどの石段、階段、階段・・・。 (>_<)「もう膝が上がりません」 2度の休憩を挟み、それでもやっと頂上に立つことができた。 ところが、これがまた実に恐ろしい・・・。 地獄のぞきと名づけられた山頂付近には、切り出した北側に張り出している場所がある。 ひ、ひぇ~~、(>o<") とてつもなく高い。 山頂にある看板を見ると、高度320mほどと書かれていた。 出発した保田駅の近くに「海抜8.5m」あったので、じつに300mほど登ったことになる。 しかも、ほとんど階段で・・。 ロープウェイで降りると、ほんの5分くらいかな。 あっという間だった。 苦労して登ったのに、少しもったいない気もする(^-^; さてロープウェイを降りると金谷という町に出る。 あとは海沿いの国道を少し歩けばJR内房線・浜金谷駅がゴールだ。 海沿いの国道は旧市街地に近づくとバイパス道路が海岸線ぎりぎり作られていて、旧道と思われる道と枝分かれする。 だいたいこういう所を歩くには、断然旧道がおもしろい。 旧道を進んでいくと国道を走る車の音も次第に聞こえなくなり、漁師町の風情を残したネコもゆっくり歩く静かな町だった。 釣り人客用の民宿や旅館が数件あるだけで、まちの肉屋や八百屋は営業を続けるのが難しいほどの寂しさだった。 なかには営業しているのかどうかも判別しにくい自転車屋もあった。 そんな中で団子屋を発見。 おずおずと店内に入ると、みたらし団子や大福、草もちなどが大きなショーケースにちょろっと並んでいる。 (* ̄0 ̄)/ 「こんにちわ~」 「・・・・・」 (; ̄0 ̄)/ 「こんにちわ~」 「・・・、はーい」 やっと団子屋の主人が登場。 1本80円のみたらし団子を一本ずつ買って、食べながら旧道散策を続けた。 そしてゴールの浜金谷駅に到着。 今回のウォーキングは、鋸山の奇岩、風化した砂岩の模様、そして山上の地獄のぞきが印象的。 そして浜金谷の旧道とみたらし団子の味、いい旅気分で楽しめました。 石段でバテて写真を撮ることも忘れてしまい、今回のアップ画像は下記より無断拝借させて頂きました。 一応、写真の出典を記しておきます。 http://www.town.kyonan.chiba.jp/nokogiriyama/nokogiriyama.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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