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カテゴリ:微妙なる一族
ここ何年か 僕は父のことを「父さん」と呼んだことがない。
父も同じ。 僕のことを名前で呼ばない。 いつも 「おい」とか 「なぁ」とか。 嫌いっだった時期もある。反発し、喧嘩もした。 だけど最近よく思うんです。 父の存在が 容赦なく僕を打ちのめすたび ほかの誰でもなく 父に 自分を認めてほしかった ということ。 父は数年前から タバコをやめました。お酒も控えてる。 食事にも気をつかいはじめた。 夜9時に寝て 朝の4時から仕事に出かけるのです。 折れない柱。わっかてる。誰のためなのか。 大きな父の背中。小さな自分。 いつか追い越すその日まで ありがとう とっておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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