道
道というのは、どこまでも続く・・・そう、線路のように・・・円周率のように限りなく・・・ 剣道、柔道、茶道、華道、これを極めるには、常に努力が必要で、果てなく、終わりがないという・・・ 剣道でいっちは、私にとっては何故か「書道」の宿題がでた。しかも、2作品。習字の道具も学校に置きっぱなしのいっちは、期限の前日ギリギリの日に、サーヤの習字道具を借りて書いた。 もちろん、好きではないので面倒くさそう・・・私は付き人のように、いっちの助手をした。 書いているうちに、少し乗ってきたいっちは、2,3枚書き、1番できが良かったのを提出することにした。 次の日。「習字、ちゃんと剣道に持って行った?」と聞くと、「うん、でも・・5人くらいは合格で、あとの全員書き直しだって~~~」「え~」(私の心の中はさらに「え~っ!まじ~?やばぁ~~~~」を叫ぶ)まさかまさかの書き直し。私はお手本の紙を捨てました・・・・ 『道』というのは、超~険しいものなのだと、悟った瞬間であった。