石川鷹彦×山木康世ジョイント in高浜町
石川鷹彦~フォークミュージックの世界~というライブに、福井県の高浜町文化会館へ行ってきました。高浜町というのは、若狭湾の海辺の町で、京都府の舞鶴のお隣、うちからも高速に乗れば車で40分という、京都市内に出るよりもうんと近い所です。昔、冬に、カニを食べに行ったことがあります。また、夏は海水浴客で賑わうんじゃないかなと思いますが、今はちょっと中途半端な…会場近くの城山公園へちょっと寄ってきました、釣り人が少しいました。さて、ライブですが、山木さんはゲストということなので、どのくらいの絡みなのかな…、前々日の金沢でも同じジョイントスタイルのライブで、セットリストが公開されていたようですが、楽しみにしておこうと思って見ずに臨みました。石川さんのファンのかた、山木さんのファンでよくお会いする、遠くから来られている方達も。石川さんも「車のナンバー見ると遠くからお越しの方も多いですね」なんて仰っていました。100~120人くらい入ってたと思いますが、小ホールいっぱいだったと思います。まずは、石川さんおひとりで、・イーハトーヴの朝今日のお客さんは拍手が温かくて。気分良く弾けそうです。と終始仰っていただけました。・大きな古時計サポートの方登場。よしくん、と呼んでらっしゃいましたが、門内良彦さんです。かつて石川さんがアレンジしたり作ったりしたギターのフレーズの数々、いろんな曲のさわりをいくつか披露。懐かしい方には懐かしいのかもしれませんが、ごめんなさい、私は「22才の別れ」以外わからないです。ラップスティールギターも披露してくださいました。ういんういん~ていう感じの音。ギターは門内さんで、石川さんのオリジナル曲(ギターを弾いてくれる人がいないとできないんで、と)・望郷・リンゴ(拓郎さんの曲)お客さん喜んでいるようでしたが、私、元曲知らないんです。拓郎さん世代でないんで…(もっといえばふきのとう世代でもないかも(^_^;) 以前Eテレの「石川鷹彦のフォークギター入門」の講座でテキストに載ってましたっけ。門内さんと激しく2ギターで。・わたぼうし(玉置浩二さんが作ってくれたと言ってました)優しい曲。ここで石川さん一旦下がり、なんと山木さんソロコーナーです。・野良犬HOBOの唄最初、歌が始まるまで何のイントロかわかりませんでした、今まで聴いたことがないような音。山木さん最初のソロアルバムのタイトル曲ですが、全然雰囲気が違う。隣に座っていたお友達に、後でそういう話したら、前に、どこかのライブで「Cチューニングでやってみました」って言われてた、その時の感じだったそうで、あぁチューニング変えてたのか~と。色々あるようですが、オープンCだとC-G-C-G-C-Eですかね。6弦Cまで下げるとかなり低い感じです。ゴロンゴロン~って響いてました。その後一生懸命チューニングを戻しつつ、・思えば遠くへ来たもんだ「坂本龍馬と福井藩はご縁があるようなので、この曲やってみます」・龍馬が駆けてくるこれも、CDの曲とはかなり伴奏の雰囲気が違っていました。・弁慶と義経石川さん再登場で、山木さんとジョイント。・PP&M・ステーションホテル・心に冷たい雨が降る・サヨナラの時は北風の中で・寝ぼすけじいさん・北風の荒野にて山木さんのアルバム「静かに水の流れが岸をけずる」から3曲、石川さんがサウンドプロデュースとアレンジでしたから、原曲のサウンドをそのまま再現。贅沢でした。サヨナラの時は~も(ソロアルバム「泳いで行くにはあまりにも水の流れが速すぎる」これも全部石川さんでしたよね)これの演奏が始まったとき、石川さんが、ええ~?みたいな顔で山木さんを見てたんですが、曲が終わって、「お前、リハの時と全然演奏が違うよね」と。すると山木さん「ええ、変えました」。まぁその時のお客さんとかライブの雰囲気でこう弾きたいと気持ちが変わることはあるよね、CDと同じじゃなくても、またそういうのが面白いよね、と、そこはお2人意見が一致しているようでした。ここまで、ジョイントといっても、石川さんはサポートで演奏したりコーラスで、山木さんメインのコンサートか(笑)って思うほどのお得感でした。山木さん退場し、石川さんソロで(といってもこれで本編最後)・Anjiきました! カッコイイですね~~~~石川さんライブで、聴くのは初めてじゃないですけど、待ってましたという。アンコールで、門内さん登場して、石川さんのオリジナル曲・再会山木さん再び入りまして、山木さんのオリジナル曲を3人で・木蓮の花 以上をもちまして終了ですー。石川さんのギターの音は、キラキラッとして、ものすごく主張するわけじゃないけど、ご自分でも仰っていたけど、やっぱり人のバックで弾く方が好きだなぁと。御年70歳! 素敵ですね、日本の宝です。「Anji」はDavy Grahamという人が作ったそうですが(この人の功績はよく知りませんが)ポール・サイモンの演奏が有名で、その後いろんな人に弾き受け継がれているようです。石川さんもカバーしてご自分のアルバムにも収めていますから、得意とされてるんでしょうね。ポール・サイモンの動画を貼っておきます(エドさんとそっくり・笑) ←ランキングに参加しています ポチッとよろしくお願いします(^・ェ・^)