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(かなり遅ればせながら、「チーム・バチスタの栄光」の最終回の感想)
12/23(火)、ドラマ「チーム・バチスタの栄光」第十一話(最終回)を、 見ました。 「ドラマ チーム・バチスタの栄光(公式サイト)」 いよいよ、本当の最終回。 CASE27、垣谷医師の、 桐生医師の目の状態を確かめるため行為が、 医療ミスを誘発していた。 垣谷医師の長女が、以前、 サザンクロス病院で心臓移植を受け、 後日、免疫反応によって亡くなったことによる、 桐生医師への疑念から。 原作の垣谷医師、 「ブラックペアン」では、まだ若い講師で、 天才肌ではないけれど、無難にこなすタイプの外科医。 こういう医師を”犯人”?にしてしまうなんて。。。 原作では、明確な医療ミスはないけれど、 医療ミスの可能性もある?程度。 これが、以後の氷室医師の犯罪を、誘発した? (氷室医師は、麻酔医としての、過重勤務のせい?で、 人間性が極度に欠落していっていた。。。) 原作では、サザンクロス病院に戻るのは、 桐生医師で、 鳴海医師は、国内の病院へ。 原作では、酒井医師は(何も罪を犯していない)、 自らの外科医としての限界を知って、 大友看護師と結婚して、 父親の神経内科へ。 原作の、現行犯?として、氷室医師を押さえた、 最後のケース以外は、 証拠がないので、結局、闇の中という部分を、 連続ドラマとして、膨らませた感じで、 ドラマとしては、それなりに面白かったのですが、 原作の良さがかなり削がれたようで、 何となく納得いかないような。。。 ドラマのラストでは、 田口医師が、白鳥調査官に招聘されて、 名実共に、白鳥の”助手”として、 厚労省の委員会へ。 最新刊の「イノセント・ゲリラの祝祭」に続く? 原作では、あくまで、東城大学の人間として、 高階院長の代理としての参加ですが。 結論としては、原作以上に、 原題の「チーム・バチスタの崩壊」が相応しい内容だったかも。 内容的には、連続ドラマ版よりも、映画版の方が良かった。 「イノセント・ゲリラの祝祭」の、”ゲリラ”?の彦根医師が、 他の作品のどこで登場したのかが、興味深かった。 週刊朝日で連載中の「極北クレイマー」(2009年春、刊行予定)が、 連載終了しました。 他の作品に登場した人物たちが、脇役として再登場したりして、 興味深い内容だったのですが、 全然、解決していないというか、 結論が出ていない感じ。 続編(後日談?)が必要ですね。 「映画 チーム・バチスタの栄光(公式サイト)」 原作 チーム・バチスタの栄光 「東城大学医学部付属病院の“チーム・バチスタ”は、 心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。 ところが原因不明の連続術中死が発生。 高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。 医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。 ○チーム・バチスタ /グロリアス・セブン(栄光の七人) チーム・リーダー 桐生恭一 第一助手 垣谷雄次 第二助手 酒井利樹 病理医 鳴海涼 (桐生の元義弟) 麻酔医 氷室貢一郎 臨床工学士 羽場貴之 看護師 星野響子→大友直美 シリーズ。。。 ★「イノセント・ゲリラの祝祭」 「田口・白鳥シリーズ」の最新刊。 今回の舞台は厚生労働省。 万年講師の田口医師が、ロジカルモンスター白鳥の 本丸・医療事故調査委員会に殴り込み? グズグズな医療行政を田口・白鳥コンビは変えることができるのか。。。 ★ナイチンゲールの沈黙 (重病の歌姫と、看護師浜田千夜、難病の牧村瑞人少年らが中心の話。 牧村少年の父親が、惨殺体?で発見された。なぜか、解剖された状態で) ★ジェネラル・ルージュの凱旋 (田口医師の友人、救命救急センター部長の速水晃一らが中心の話。 ★螺鈿迷宮 (終末医療施設として注目される桜宮病院が舞台。 ★ブラックペアン1988 (高階病院長が、栄華大学から講師として、東城大学に赴任してきた頃の話) ★ジーン・ワルツ (代理出産を巡る話。舞台は、栄華大学他) ★ひかりの剣 (医学部系剣道部による、医鷲旗を争奪する剣道大会を巡る話) ■人気blogランキング(本・読書) ■「葉留の本ページ」トップへ ■「葉留の花粉症・健康・ダイエット」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月10日 16時52分38秒
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