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2005.09.05
カテゴリ：写真＋ことば
もしこの道がアスファルトではなく
土や砂だったら。 砂浜に行くといつも誰かの足跡があり ここに確かにいた人の足取りが 時間がたっても残っている。 それは人のものだけではなく 犬らしいものや鳥らしいものもあり 向きもさまざまで どこまでも続いている様に見える。 それが私にはとても気になる存在で 誰かが確かにここにいたことが こうしてその形跡が残っていることが なんだか貴重なものの様に見えてくる。 今は誰も見えないこの砂浜に 誰かのいた形跡が くっきりと残っている様子は この風景をひとりじめ出来ている様で できていない様で なんだか複雑な気分でもある。 そうしている間に 私が歩く時間と共に 足跡がふえていく。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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