記憶のかけらたち

最近大作が読みたくて、読みはじめたのがこの本、
みなさんご存じの風の谷のナウシカ原作漫画本です。

これもかなり前から持っている本ではあるのですが、
一度本のイタミが気になり、全部売ってしまいました。笑
それで最近古本屋にてこれを再度買い直しました。笑
（ちょうど状態のいいものがあったんです～）
この本、価格はかなり安いのですが
昔の本であるためか、紙質はあまり良くないので
そこがちょっと残念です。



この漫画版では映画とは少々違うストーリー展開になっています。
映画を中心として考えた場合、
映画中のある部分（出来事）に疑問をあてた形で
その後のストーリーが大きく動いていく感じです。
辺境の国々との政治的絡みもあり、
大河ドラマの様な雰囲気もあります。

私の拙い説明ではどうも皆さんに伝えられませんが、笑
ストーリーとその中で見えかくれする諸テーマは
現代社会にも通じるところがあり、
作者の知識の幅広さと考え方の深さを思い知らされます。



漫画や小説等ストーリー性のあるものをかくということは
一つの世界を構築することだと、私は思っているのですが、
生半可な知識では
大した世界観をつくることもできないのだと
思い知らされた作品です。
（まぁ、当たり前ですよね。笑）

この作品との出会いは中学生くらいでしたが、
それまで書いていた小説類は
この作品との出会いを期にすべてそのまま
一時放置することとなりました。笑

やはり勉強し、（学校の勉強もその一環）考えを深めないと
世界を構築するなんて無理。と思いました。
（これも当たり前ですが。笑）

そんな私は現在も勉強中です。
一生勉強でしょうけれども。笑
少しずつ自分の持つ世界観を文章で表現できたらいいなと思います。


現在一つの世界をつくり、表現したいと思っている方、
（特にファンタジー小説などでしょうか？）
一度お読みいただければかなり勉強になるかと思います。
おすすめです。


↓ナウシカで一番好きな表紙。


↓愛蔵版ほしいです～高いですが(> <)いつか買いたい！