最果ての世界

どんな内容の夢を見たか、そういうのは覚えてないのが多いんです。
でも、何故かは分からないんですけど。嫌な夢だった、怖い夢だった。
そういう後味と言うのかな？そんな印象だけ、覚えてることが多いです。
特に何か嫌なことがあったり、気分的に沈んでいると、そういう夢を見ます。
自分でも覚えてなかった記憶とかにも、たまにだけ出会いますし。
それに、デジャブというのも。実は良く体験しています。
初めて行く場所なのに、『あれ、ここ、何かで来たような気がする』と思うこともあります。
『あれ、この感じ、前に夢で体験したような気がする』というのも何度かあります。
今ではそんなに回数はないんですが、小さい頃は良くあったんです。
といっても、今でも確実に体験はしています（苦笑）
夢時差か、どうか、良く分からないんですけれど。
『あ、この感じ、夢に見た』って思っても、その夢を何年も前に見た夢だったりします。
最初は『どうして、こんな関係ない夢を見たんだろう』と思ったりもしました。
数年、もしくは、十数年も経過した後に『あぁ』と納得しています。
この世界は、なんでもないように思う小さな出来事でも。
もしかしたら、必ずどこかに。必ず何かに。繋がっているのかも知れません。
その糸の出始めは気が付かなくても。その途中で、その最後で。気が付くのかも、知れません。
なんだか、すごく不思議な作りに感じます。実際は、すごく簡単な作りかも知れません。
それが分からないのも、アタシは面白いんじゃないかなと思います。
もしかしたら、アタシたちはそんな糸が無数に張り巡らされた世界にいるのかも知れません。
その糸を意識せずに、掴みながら前へと進んでいるのかも知れません。