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テーマ:ショートショート。(573)
カテゴリ:プチ小説
いくつもの出会いと、いくつもの別れを繰り返して来た人生。
誰にも似ていない、自分だけのモノだと。そう思える道を選んだつもりだった。 大切と思えるヒトも、過去に何人かいたと思う。今は、秘密。 それでも、今になって解ったことがある。今だから解ることがある。 自分でも、人並みにここまで生きて来たし。恋人も何人かいたし。 大切と呼べる存在も少なからず、存在している。 だとしても、自分にとっての。そう、愛というのは。 この世界に『ひとつ』だけ。私の『愛』は、たったひとつ。 いくつのも恋をしても、ひとつしか抱けない愛。 この世界には、恋人が何人かいるヒトもいる。恋人が、まだいないヒトもいる。 たくさんの恋に溢れた世界、寂しさに凍えそうな世界。 いくつもの世界を孕む。それでも、確実に私に解るのは。 『ホンモノ』の『愛』は、ヒトの数だけあるということで。 それは、たくさん持っているのではなくて。たったひとつだけ。 誰でもが、その心に月を抱いているようだと思う。自分だけの『月』。 そして、それを照らしてくれる『太陽』を探しているのかも知れない…。 自分を照らす、唯一で絶対の太陽。その存在を探す人生。 私にも、そのヒトが、どこかで待っていてくれているんだと思う。 たったひとつの『愛』、もう見付かっていますか? アナタの月だけを照らす太陽、きっとすぐ傍に存在するかも知れませんね。 *********************************************** ショート・ショートということで、少し物語を書いてみました。 勢いで書いたので、少し可笑しいかも知れません(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 11, 2004 11:00:56 PM
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