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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:趣向の話。
久し振りに時間が取れたので、レンタルビデオに費やしました。
いくつかレンタルしたのですが、今日は『恋人はスナイパー』を観ました。 劇場版だったと思うんですが、案の定で泣いてしまいました。 こんなにも許せなくて、こんなにも愛しくて、忘れられない。 もう、会わないと思っていたのに。そう、自分に言い聞かせて来た。 アタシは、思いました。警察と暗殺者、それは決して許されない恋だから。 知らなかったけれど、知ってしまったから。それは、してはいけない。 誰になんと言われても、アタシはこの映画がスキです。 アクションシーンが凄かったと、素直に感じはしました。 それでも、この世界には。こんなにも切ない恋があるんだと。 改めて、実感したと思います。決して報われない想いでも。 忘れ去るには重すぎて、覚えておくには辛すぎる。 きっと、本当に大切な人だから。彼は、彼女を守りたかったんだなと。 償いでもなく、救うでもなく、出来ることをしただけなのかも知れません。 彼女を抱き締めるには、自分の手は汚れすぎているから。 すごく切なくて、悲しくて、美しくて、潔い恋というカタチ。 守るべきモノがある時、ヒトは本当の意味で強くなれるのだと思います。 今までに彼が犯した罪は、確かに重く許されるものではないけれど。 それでも、アタシは許したいと願います。彼女の立場であれば。 一緒に、どこまでも、逃げても構いはしない。それだけの、覚悟を持てる。 まるで自分が、彼女の立場になってしまったように。そう感じました。 こんなにも切なくて、こんなにも忘れられない恋。それは、一生に出来るか出来ないか。 でも、『置いていかないで』と。そう言っても、彼は困った笑顔しか見せないとも思います。 ヒトの命は、とてもとても重く掛け替えのないモノ。 それを、一番良く知っているのが。きっと、彼だからです。 この映画を観て、ウッチャンがすごく素敵に思いました。 寂しい瞳を宿した、誰よりも優しい暗殺者。 そして、いつも、どこか遠くを見つめている心。 その心に、何を描いているのか。アタシには、幼すぎて解らない部分もあります。 それでも、もう一度、観たいと思う映画だと感じました。 こういう切ないようで、優しいようで、素敵な恋愛を観ると。 やっぱり、すごいと思います。心の奥に染み込んで、大きな染みを残す。 そんな甘いけれど、切ない恋物語は。実は好きなんですよね。 そんなこんなで、明日は『天国の本屋~恋火~』を観ようと思っています。 ただ、迷っているのは。もうひとつ、レンタルしている作品。 『世界の中心で、愛を叫ぶ』と、どちらを先に見るかです。 ネットなどで見る限り、これよりも『今、会いにゆきます』が泣けると聞くことが多いので。 実は、そんなに期待をしていなかったりします(苦笑) 気になるので、迷った挙句にレンタルしたんですけれど。 でも、実際に観て。自分の判断を素直に受け入れるつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 16, 2004 12:44:11 AM
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