最近電子回路を勉強し直さなければいけないと思っているのだが、まだ自分に合った本を見つけ出せないでいる。勉強が進まないのを、本のせいにばかりにしているところもあるが。でもどうせ勉強するなら面白がりながら勉強するのがいい。
いろいろ探しているが、川上正光さんという人の「電子回路1-5」という本が結構面白いかなと思ってちょこちょこ読んでいる。
タイトルからして電子回路の本なのだが、専門書なのにときどきプラトンの格言なども出てきて、教養の深さを感じさせてくれる。きっとこの先生の講義jは面白いんだろうなあと想像してしまった。
書かれたのが昭和28年なので、真空管がメインに書かれていて、バイポーラトランジスタが後半出てくるが、MOSトランジスターは出てこない。でも、まあ基本的な考え方を勉強するならいいかなという感じ。今手元にあるのは、昭和56年の第57刷のもの。超ロングセラーだな。
話の進め方がうまいのでちょっとがんばって読んでみようかなと思っている。古い字や言い回しが多いが、それがまた趣があっていいなあと思うようになってきた。機会があったら、他の本も見てみようかな。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月30日 20時39分18秒
コメント(0)
|
コメントを書く