子ダヌキ観察日記

先日、お遊戯会でおうじさまをやるとお話しました。

が。

なんだか、配役が変更になった　と、ポン太がいうのです。

隣の国のおうじさまだか、まちのひとだか。

とりあえず、先生に頼まれたので、変わってあげたと。

マブダチこうちゃんは嫌だといったので、

ポン太と、サッカー仲間のKくんと、2人。

次の日、幼稚園に行く機会があったので、

ちょうどそこにいた担任の先生に聞いてみたら、

やはり“まちのひと”だとか。

構成上、やっぱり5人は多かったので～～。

変わってくれないかな～～って、お願いしたら、

ポン太クンとっても優しいから、

『いいよ～～』って、言ってくれたので、

ホント、助かりました～～。

そうですか～～。と言って、その場は帰ってきました。


その日、帰ってきたポン太のカバンを見ると、

台本が入っていて。

やっとひらがなの読み書きが出来るようになってきたポン太が、

初めて持ち物に名前を書いていました。

そして、おうじさま　の所を、

ちゃんと赤のペンで、でっかく四角く囲ってありました。

・・・

私が楽しみにしてるから、頑張ってっていったから、

家族みんなに、おうじさまか～～すごいな～～って言われたから、

なにより、大好きな先生が、

おうじさまはダンスもせりふも覚えるんだよ～～って、言ったから、

覚えようと、ちゃんとチェックしてたんです。

人数の調整って、最初に出来たんじゃないでしょうか。

最初から、役からはずれていれば、こんなことなかったはずなのに。

ポン太は、頼まれたら、まず、嫌とは言いません。 

お遊戯会の話をすると、うつむく様になってしまったポン太が、

なんだか見ていてつらいな～～。

せめて、新しい台本に替えてくれないかな。