節分の日曜日。
父タヌキはパッコンの予定でしたが、
さすがに朝から積もっていたので中止になりました。
(それでもどうにかして行こうとしていた、往生際の悪さ。病気だね。)
前の晩から、
『 雪合戦できるかな、雪だるま出来るかな 』
と、興奮するポン太に、
『 青森じゃ無いんだから・・・。 』
と、落ち着かせていた私たちでしたが。
起きてみて、ビックリ。
外に出てみて、もっとビックリ。
どこでしょう、ココ。
なにをどうすれば posted by (C)kentaman
どこだここは!! posted by (C)kentaman
とりあえず公園にも行ってみましたが、
あんまり降るので即撤退。
その帰り、家の前の道を5件ほど手前から
雪だるま用の玉を転がして帰ることにしました。
シットシトの重たい雪の玉は、見る見る巨大になり、
3件目に差し掛かるところで、母タヌキはギブアップ。
『 ポン太~~~ぁ、パパ呼んできて~~~ 』
人んちの前で、直径一メートル以上のドラム缶状態の雪が
立ち往生してしまいました。
超超渋々、父タヌキの登場です。
『 ばっかじゃね~~の
どうすんの、こんな大きいの。 』
と、言いながら雪だるま作りを引き継いでくれました。
さらに、それを見ていたお隣の人が、
『 うちの玄関に置いていいわよ 』
と、行ってくれたので、本腰入れて、作業開始です。
デカ雪だるま posted by (C)kentaman
身長110cmのポン太をかるく超える、
デカデカ雪だるまです。
その間、せっせと母タヌキとじぃじで雪かき。
チェーンもスタッドレスも持ち合わせていない我が家は、
よほどきちんと除雪しておかないと、明日は仕事にいけません。
そんな頃、ばぁばタヌキは恵方まきを製作。
3日ほど前から太巻きにイワシに・・・と、色々準備してくれていたので、
楽しみにしていました。
雪だるまも完成し、除雪も一段落してちょうどお昼時。
ばぁば自慢の太巻きが10本ほど出来上がっていました。
冷え切った身体には熱燗だと、
飲兵衛二人組はお昼から太巻きで一杯始めると、ばぁばが一言。
『 あら~~、呑んじゃったら、お豆買いに行けないじゃない。 』
豆・・・ないの
・・・って、今日は出られるわけないじゃん
ああだこうだといっていたら、ポン太が一言。
『 ぼく、幼稚園の豆、残してきたよ(得意げ)。 』
どこだどこだと探すと、確かにありました。
レッスンバックに、豆入れから転がり出た豆が6粒。
でもでも、これでなんとか大丈夫。
鬼は外・福は内を一回ずつやって、ポン太の歳の数なら食べられる。
よかった~~~。
そして夕方。
母タヌ 『 ポン太、お豆まくよ~~。 』
ポン太 『 え・・・。食べちゃった。 』
母タヌ 『 ・・・なんでだ 』
もうどうしようもないので、諦めて、ポン太と父タヌキはお風呂へ。
長風呂親子は、散々遊んでたっぷり浸かって。
暫くすると、ポン太が勢い良く上がってきて言いました。
ポン太 『 ママ、ママ~~~(超大声) 凄いこと考えた
柿ピーまいたらいいんじゃない 』
そんなものまかないよ
それに、山盛りあった柿ピーも、
さっきあんた達が
全部残らず食べたじゃ無いか~~
ああ・・・疲れる・・・