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今年に入って巴金の小説をいくつか読みました。
中でも一番最初に読んだ《家》はその文章のお行儀の良さに感動。 お手本のような中国語で非常に読み易い小説でした。 《家》は北京の書店で「中高生が読むべき良書」みたいな触れ込みで 他の名作とされる小説と一緒に平積みで売られていました。 とりあえず買っては見たものの「なんだか堅苦しそうだな。」という先入観が消えず、 買ってから数年間本棚の一番下で眠らせていたのですが、もっと早く読めばよかった! というわけで、一時期中国の「青春文学」(いわゆるラノベね)を浴びるように読んでいた 私ですが、最近は巴金がきっかけで「ちゃんとした文章の小説もいいかも。」という気分に なりつつあります(ラノベが悪いというわけではないです。)。 で、思い出したのが 「やさしい中国語読物」(大学書林) です。 この中で、見つけた落とし物(忘れ物?)を届けるかどうか、かわいい脳内会議を繰り広げる 女の子のお話があって、それがかなりちゃんとした文章ではなかったのではないか?と思い 出しました。 もう一度読もうと思って中国語の本がめちゃくちゃに詰め込まれている我が家の本棚の 大捜索を開始しましたが、本棚の端から端まで、4日間(夜だけです)かけて探しても 見つかりませんでした。疲れた~( ;´Д`) で、思い出したのが この出来事 私、もう読まなくなったコミックスなどをまとめて年に2回くらいブックオフに持っていくの ですが、その時に「もう初級者じゃないから「やさしい」なんてテキストはもう要らないね。」 とか考えてブックオフに持っていく本の山に入れちゃったかも…思い出せないけど 同じシリーズの「阿Q正伝」はちゃんと本棚にあるのにね。あ~あ。 ということで、「やさしい中国語読物」はもう家に無い可能性が非常に大きくなりました。 そうなると、余計に読みたい!女の子のかわいい脳内会議のお話を! というわけで現在は、新しく買うかあきらめるかの二択で迷い中です。 私の会社、「カフェテリアプラン」という福利厚生制度があって、社員が自己啓発にかかった 費用を領収書を添えて申請すると、半額が会社から補助されるんですよね。 今年は約1万円分中国語関係の本を買ったので、申請すれば5,000円戻ってくる予定です。 そのお金で買おうかな~。 本棚のほんの一部。全体ではこの4倍くらい持っています。 きれいに揃えず、ジャンルもめちゃくちゃに突っ込むのが好き。 二重になっててこの奥にも中国語関係の本がぎっちり並んでいます。 しょうもない本は20年以上置いているのに、あとから強烈に読み返したいと思った 本に限ってブックオフに売り飛ばしているという、これぞマーフィーの法則?(古い) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.15 19:36:04
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