春のおさんぽ道　in Korea & Japan

またブログから遠ざかってしまいました。

実は、手術入院をしておりました。９ヶ月前にも手術をしたばっかりなのに・・また全身麻酔の手術ね・・とがっくり

いた～い検査や何本もの注射の記憶がよみがえり、どよ～んと暗くなっておりました

９月の頭から腰の調子が悪く、どんどん悪化。１ヵ月後には、ぎっくり腰のように立ち上がれなくなった日もありました・・。前に腰を悪くしたのはいつだったかブログを見直してみると・・前回の手術前の冬だったわ～・・。

痛みがあると何もしてなくても体全体が疲れてしまいます。しかも、あるけなくなった２日以外は休まず仕事もしていたので、毎日ぐったり。

その疲れがだんだん内部の器官にも影響してきたみたいで、１０月の一ヶ月は腰の痛みとともに風邪に悩まされていました。

熱が上がっても夕方に微熱程度で朝には引きます。大事ではないので、これまた仕事を休まず続けておりました。週末に通院＆家での養生。でも、喉がはれたり、胃腸が弱ったり、モムサルになったり、咳が途切れなかったりと毎週ごとに新たな症状に悩まされ、１ヶ月ずるずると調子を悪くしていました。

たいした症状でもないので、家で養生するしかなかったのですが、仕事の合間や週末の休みに楽しいことができるわけでもなく、どよ～んとした２ヶ月でした・・

昔からあまり体が丈夫でなかったＮＡＭＩＭＩなので、こういことは１年に１回ぐらいありました。学校や仕事に通えているだけでもＯＫです。そして、こうなると普通に風邪薬をもらっても３日程で治らない。まあ３週間ぐらいはかかるなと覚悟しているのです。

しかし・・今回は腰の痛みも重なって長引くこと２ヶ月・・だんだんメンタル的に弱ってきてしまいました。

週末毎の夫婦での憂さ晴らしもできないし、仕事帰りに友達と遊ぶこともできないし、夕飯に友達を招くことも無理。舅・姑にも近況報告が毎回しずらいし・・。授業でのテンションもあがらなくて、夜の講座は他の先生に代わってもらうこともあり迷惑をかけていました。

仕事で忙しいワンちゃんにとっても、毎日調子悪い奥さんだと気分転換ができないだろうな～・・と自己嫌悪です。

日本の家族にも小さなことでうだうだと長引いて愚痴を言っていても心配かけるだけだわと何も言わずにいていました。ですので、このブログでも疲れからと気遣いで報告更新しませんでした。

しかし、そういう状況に入って２ヶ月を過ぎてきて、とうとう耐え切れなくなり、泣いて日本の家に電話をしてしまいました。

「授業かわってもらって迷惑かけて養生してるのに、仕事の管理でミスするし、ぜんぜん良くならへん～。日本に帰る？仕事あるし無理やよ～。仕事を辞める？！あかんよ、重要な講座頼まれてるし、何より自分が嫌やし。でも、長引きすぎでもうほんま嫌や～～～。自分で作ったら和食が食べれるけど、大変な時は無理やし、出来合いのものは味が濃いか～辛いし～ウッウッ。ワンちゃんは気にしたらあかんって言うてくれはるけど、ずっとめいわくかけてて、気にしてしまうし・・ウッウッ。」

ってな感じで・・今思うと恥ずかしい（＾＾；）。溜まってたものが吹きでちゃって訳分からず泣きじゃくってしまいました。実家では兄が帰っていたらしいく、家族団らんで夕ご飯中でした。その雰囲気にもまいちゃったのね。電話を掛けてくる時に「アニョハセヨッ！おうっＮＡＭＩＭＩか？俺、俺！」と言う兄です。・・もしもしは、アニョハセヨじゃなくてヨボセヨ～だよ、兄さん。

母がすぐにでも来てくれるとのことでしたが、ワンちゃんも仕事で、一人釜山まで地下鉄＆電車＆タクシーを乗り継いで迎えに行くのも大変。

「なんとかなるわよ～。食べたい物もっていくわよ。テグまでママ一人でもいけるわ！」と母は言ってくれましたが、いくら行動力のある母でも英語圏ではない外国。とても一人釜山の空港からテグまでこれるとは思えませんでした。

こうなって初めて、外国に嫁いだ大変さがわかりました。実の親も気軽に行き来できないわ～・・と。

そして、精神的にまいっただけで、大きな風邪でもないからと断り続けて２週間後、釜山にまで迎えに行ける元気がでてきたので、母の申し出に甘えることにしました。

学生で一人暮らしした時も英語圏に留学したときもとことんまで耐えてから報告するので、いつも治りかけに両親が駆けつけます。今回もそうだな～と思いつつ。治ってきてよかった♪気分転換になるし、久々にどこかに一緒にいける♪♪と楽しみにしていました。

しかし、それから２日後、あさっては母を迎えにいくという日。念のため大学病院で色々と検査をしてもらっていたのですが、急遽手術をすることに！先生の予定と至急しなければいけないということを考えて、母が到着する日にすることになってしまいました。

なんだかな～・・長引く腰痛が２回。長引く風邪と咳が２回。手術が２回。今年は厄年だったのかしら～　学生と話して、調べてみると「先生！違いますよ！！厄年はあと２年後。しかも２年後は大厄です～～！」って・・。これ以上大変な年がまたくるの～～

手術は全身麻酔の予定でしたが、風邪を引いていたため部分麻酔になりました。それの方が体に負担にならないとのことだったので、その分大変さも半分なのかしら？！と密かに願っていたのですが・・まったく逆でした。

全身麻酔より大変でした前の晩から水でさえ一滴も飲むなと言われていたのですが、なぜだかよくわかりました。手術後に何度ももどしたくなるのです。でも何も胃にないので、もどさずに済みました。その他にも、意志と切り離されたように反応しない何とも言えない不快感にもまいりました。不快で位置を変えたくても寝返りもうてないですしね。

そして、麻酔された部分というのは、体温があってもかちんこちんの氷みたいに冷えて感じるんですね。全身麻酔の時は気づかなかったですが・・。正座をし続けると痺れがきますが、それもがまんしてると感覚がなくなって冷たくなりますよね。それの極端な感じです。そして、そんな足をツンツンされると感覚はなくても響くものがあります。手術中もそんな感じでした。

麻酔も切れて、落ち着いてきて、「は～これ以上長かったら気が狂いそう。もう二度としたくないわ～～」とつぶやいてしまいました。ワンちゃんには「こんな簡単な手術でそんなこと言ってて！」と笑われましたが。「そうよね。もっと大きな手術をしたり入院したりしている人はもっと大変な思いをするのよね。」としんみり思ってしまいました。

朝一に手術をしてもらい、始まる前から終わるまでワンちゃんはつきそってくれました。手術後にウンウンうなっている時もずっと看病してくれて、夕方釜山に母を迎えにいってくれました。この３ヶ月は、もう旦那様様です・・。

どうか来年も２年後もこれ以上悪い厄年になりませんように～～～～