|
カテゴリ:かるたごと
日付がだいぶさかのぼります。
このころネタはあったものの、忙殺中でなかなか書けず…。 この日、あちこち出歩いて、お外でご飯を食べて、で、だいぶ遅くなったので 帰ろうと駅へ向かっていたところ、そこへトランペットの音が。 よくストリートミュージシャンなんかはいたりするんですが、 この日見たのは、なんとストリートジャズミュージシャン! 都心とかだと割りとよくみたのですが、この地方都市だと初めて! 私はジャズ系が好きなので、つい立ち止まる。 まだ若いお兄さんお姉さんのカルテット。 目を引いたのが、ピアノの変わりにピアニカを使ってるお兄さん。 そいで。センターマンというべきトランペットがお姉さんだった。 ウッドベースのお兄さんに、 ドラム(場所が場所なのでスネアとハイハットとバスドラという簡素なものだった) のお兄さん。 スタンダードナンバーを中心に、色々もうジャズの醍醐味というアドリブをガンガン 織り交ぜてやってくれた。 スタンド・バイ・ミーとかムーンナイトセレナーデとか。 かるたは初めはおとなしくリズムに合わせて踊っていたのだが、 なんと演奏中に超大きな声で 「おねえさんかっこい~ (○゜▽゜○)/ ヨッ!!」 と叫びだした。 ( ̄□ ̄;)ギョッ アドリブ中のお姉さんに代わり、ピアニカのお兄さんが笑っていた。 それはそれで収まったのでほっとしたのもつかの間 こんどはピアニカのお兄さんのアドリブソロが始まると 「おにいさんかっこい~ (ノ´▽`)ノオオオオッ♪」 と叫ぶ。 ヾ(--;)ぉぃぉぃ 演奏中は静かにしようってば!! 今度はトランペットのお姉さんが振り返って笑う。 かるたもニヤ~( ̄▽ ̄) ←この歳にしてもう女に弱い… 親子二人で月明かりの下、ジャズを聴く。 回りも座って聴いてたりして、実に珍しい光景だった。 結構みんな通りすがるだけなのにね。 ある人は近くのベンチ、ある人は立ったまま聴いていた。 そして、もっとこの人たちが素敵だなと思ったのは。 彼らは実は点字ブロックの上で演奏していた。 それはよろしくないことだけれども、場所的に、そこしかない感じだった。 そこへ、点字ブロックをたどってきた目の不自由な方が来た。 一瞬、点字ブロックの先が演奏している場所だと気づき、戸惑う人。 すかさず、トランペットのお姉さん、演奏中にも関わらず その人の手をさっと取って、点字ブロックのふさがれてない所まで 案内していった。 「だいじょうぶですよ」という、杖を持った人と、 「すみません」というトランペットのお姉さん。 当然のことなのかな?? 片方がそれを許し、片方が歩み寄る。 譲り合いというものを見た気がしたのです。 かるたと私、30分くらい演奏を聴いて、 申し訳ないが500円玉をスネアドラムケースの中に入れて帰った。 かるた、終始ニコニコだったが、家に帰る自転車の上で、うとうと眠っていた。 プププッ (*^m^)o==3 まだまだ2歳児… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[かるたごと] カテゴリの最新記事
|