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2003年07月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
月曜日、子供が通う小学校の5年生6人が社会見学にやってきた。
事前に先生から指導を受けていたのか、挨拶もきちんとできていい子達だった。
グループで農業のことを勉強しているらしい。

「有機野菜」や「堆肥」について質問を受け、一通り説明も終わったので、
「じゃ、トマトを食べてもいいよ。ただし、今食べられるだけだよ」と言うと、「わ~~」と歓声が上がった。
みんなトマトを好きなんだ~と思い、嬉しかった。
ところが、私が少し離れた家に言っている間に大変なことになっていた。

5分くらい離れていた間に、6人のうち4人は袋にトマトを入れて持ち帰ろうとしていた。
袋は連絡帳などを入れるような巾着袋で、10~15個位入っていた。

「どうして袋に入れるほど採ったの?おばちゃんは『今食べられるだけ』って言ったよね」
と尋ねると、皆シ~~~ン。

少しの間をおいて男の子Xが、
「だって落ちたしー、捨てたら駄目と思ったから」と言った。
んん~、まあやさしい子だわね。

次に女の子Aが、
「だって、トマトをもらって当たり前やと思ったモン!」と当然のように言った。

ブチッ!切れました、私。
「その言い草はなに?おばちゃんはとても傷ついた。トマトを返しなさい!」
空箱の中に全て返してもらった。
4人分のトマトはトマト箱にあふれるほどになった。

「あのね、『今食べられるだけという約束を破ったこと』、『勝手に採ったら泥棒であること』、この2つはとてもいけないことでしょ?分かる?」
と、私が説教すると、またさっきの女の子Aが「
だって、勉強したからトマトをもらって当たり前やろ?」
全然分かってない、この子・・・。

Aちゃん、あなたは自分がよければいいの?このトマトは商品なんだよ。おばちゃんはこれを作って売るのが仕事。どれだけ大変かあなたは知らないからそれだけ自分勝手な事を言えるのだろうけど、あなたが私を傷つけたという事は理解しなさい。」
じーっと睨む彼女にどうしたらよいか分からなかったが、ここで知らんふりして甘やかしてはいけないと思った。

全員にとつとつと説教をした後、
「あのね、1個だけ持って帰りなさい。そしてお家の人にトマトを見せて今日あったことを話しなさい。
おばちゃんはケチなのか、なぜたくさん持って帰ったらいけないのか話し合ってね」
と、言った。

ところが、「家の人、誰も話を聞いてくれんもん」と男の子Xが切り出すと、
女の子Bが「うちもだよ。私はいつも一人でしゃべってるよ」というではないか。
これはかなりショックだった。
私も時々子供に「お母さん、僕の話聞いて!」と言われるからだ。

子供の心が闇で真っ暗になる前に、家族は光を注いであげなくちゃ、そしてそれは家族しかできないのだ・・・とつくづく思った。

女の子Aは先の言葉以外にも気になった点があった。
同級生を「おまえ」「あんた」呼ばわりしていたので注意したのだが、ちょっと気に入らないと誰彼かまわず「クソバカ、あほ、バカヤロー」など汚い言葉の連発。
で、私がまたたしなめるの繰り返し。
いったいどうなっているんだろう?彼女の環境・・・

今回のことは気分は最悪だったが、小学生の実態が分かってよかったと思う。
また来いよ、Aちゃん。とことん説教してあげるよ。







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最終更新日  2003年07月02日 16時03分42秒
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