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6年生の長男と、普通学級&特殊学級に在籍するS君のトラブル・・・前回の続きです。長いですよ~。
チンピラS父が言った「俺は子供に何かあったら同じことを君にするからな!」おどし“その1”まだまだ序の口。。。 全くもう、子供になんてこと言う奴だ、かなり頭にきた私。 S父「M君とうちの息子の間に、お宅の子が“止めに入った”とは先生は一言も言ってないぞ。俺は1対1でケンカするなら何も言わん。前のこともあるから、わざと引っ張って制服を破ったんじゃないか?」 私「本当に偶然そばにいたから起こった出来事です!ところで、前のことってなんですか?」 S父「先生から聞いてないのか?4月になってから息子がずっと元気がなかったからどうしたのか聞いて先生にも話した。そしたら同じ6年のクラスの7人が特殊学級にいた息子に『いじめてごめん』って謝ったんや、それが10日前のことや。 それから授業参観の後でわかったことやけど、息子のロッカーに『死ね、バカ』と書いた紙が入っていたことを、息子は3日間誰にも言えずに悩んでいたんやぞ! 10日前の7人の中にお宅の息子が入っていたんや。だから今回も性懲りもなくいじめたのかと思うやろ、普通は! うちの息子はなあ、体の99%は生きているけど、1%の心が死んでいる状態や。 何かあったらどうしてくれる、ええ?親なら子供のことを心配するのは当然やろが。 7人で1人をいじめたら卑怯やろ! 俺、本当に息子に何かあったら若い奴連れておまえに同じことをするからな。」 おどし“その2”だ。しかし、こちらは劣勢である(T.T) でも、まさかわが子が・・・と親の欲目で思うし、本当に正義感の強い子なので、そんなことはありえないと思う。 でも、実際7人の中に入っていたなら、もう謝るしかない。 長男に「この前、S君に謝りに行ったの?」と聞くと、「うん」と言った。 何故いじめたのか、それって勘違いじゃないのか?って頭でグルグル思いを巡らせていたら、事実の確認が怖くなった。 本来ならそこで長男に 「いじめは本当なのか?どういう事情でいじめたのか?」 と確認をすべきなのだろうが、いじめじゃなくてもきっとS父は納得しないだろうし、こちらがいじめをしたことを認めるまで責め続けるだろう・・・という先走った考えで長男にはその場で確認をしなかった。 今思うと、あの時きちんと長男に聞いていれば、長男の悔しい思いも少しはましだったかもしれないと悔やむ。。。 私「わかりました。憤慨されるお気持も良く分かります。 私も子を持つ親ですから、同じような立場になったら、いろいろ心配して詮索するでしょう。 確かに『死ね、バカ』と書いた紙をロッカーに入れておくなんてひきょうです。」 S父「今回のことはなあ、友達の弁護士に全部言ってある。 他の6人のことも全部記録してある。だいたい、他の6人の親は謝りにもこない。お宅が知らなかったのなら、他の6人の親も知らないのかもしれないが、普通は謝りに来るもんやろ。 ロッカーに紙を入れたのが誰か学校が納得いくまでやらんかったら裁判するからな」おどし“その3”である。 でも、私ちょっとここでしらけた。 「友達の弁護士」って存在が想像できない。先ほどの「若い奴」っていうのも遠方から引っ越してきて半年なのに、そんな子分がいるとは思えない。 S父の仕事は一応カタギで、調理師だ。ゴロツキを抱えているようには思えない。 ここでS母がやっと口を開いた。 「まあね、妹(1年)も公園で遊んでもらったり、お家におじゃましているみたいだから、まさかお宅の息子さんとは思えなかったのだけど、立て続けに色々あったしね。」 とちょっと空気が一段落した感じだ。 S母は3月に3人目を出産したばかりで、年齢も私と同じくらいかな。 昔はヤ○キーしてたかな?って雰囲気の人だけど、人を見下すような嫌な物言いをする人ではなはなさそう。 でも、夫には頭が上がらないのだろう。 「あんた、言い過ぎや」って言えないのだから。 その後も繰り返しS父の言い分を聞かされ、さらに脅され、やっと収まった頃、 新品の制服(小学校はカ○コーの男女兼用ブレザーなのです)を差し出し、 「S君、制服が破れてつらい思いをさせたことは本当にごめんね。月曜日からこれを着てくれる?それで許してくれるかな?」 「うん」とうなずくS君。 でも、私は私流のけじめをつけたくて 「破れた制服をいただけますか?直して息子に着せますから。 息子もS君がつらい思いをしたということだけは忘れてはいけませんから。」 と切り出すと、 「え?」って感じのS母。S父は複雑な表情。 息子も「ごめん」と謝り、子供同士も握手し、制服の件はこれで一件落着。 S宅を後にし、長男に10日前に何があったのか聞くと、 「Sが僕の鉛筆を勝手に持って行くこともあったし、すれ違った時に僕に『チビ』『バカ』って言って逃げようとしたから、腕をたたいた。」 ということらしい。 やっぱり、理由があったんだ。そしていじめじゃなかったんだ。と思うと、長男に申し訳ない気持で一杯になった。 でも、どうして先生は10日前に謝りに言ったということを教えてくれなかったのだろう。。。 報告をすることになっていたので、夜の10時半に先生に電話をした。 事の次第を話すと「大変でしたでしょう、こちらも力不足ですみませんでした。月曜日には学級でじっくり話をしようと思っています」とのこと。 若い熱血先生のようなので、抱え込まなきゃいいけどなあ。 10日前の出来事のことを聞くと、 「いじめたかもしれない・・・と思う子供達がS君に謝りにいったんです。あれはあれでもう子供同士で納得し、解決したと思っていたのですが、今回、S君のお父さんが持ち出してきて複雑になりました。」 とのこと。 なんだか府に落ちないなあ。悪意があってしたことじゃないのに! めちゃくちゃ悔しい! 次の日はボロボロだった。 夢にも出てくるし、3時間くらいしか眠れなかった。 そしてなぜか奥歯が痛かった。どうやら歯をくいしばって寝ていたらしい。 よっぽど悔しかったんだと自己分析(笑) どうにも納得がいかず、仕事をしていても色々考えを巡らせてしまい、身が入らない。 次の日の夕方、担任、特殊学級の先生がわざわざ自宅に来てくれて話をした。 で、また、話は急展開したの。 長い話になってしまったけど、また近々続きを書きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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