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カテゴリ:当院の置物、器具、紹介
サチュレションモニターと英語では言ってます。
とても小さくて、玩具みたいに見えますが、 非常に重宝しています。 患者さんによっては、血圧でも測るのかと、何か簡単なことをされていると思っているようですが、この器械が10万円くらいするのと、酸素の濃度を測っているのを知って驚かれます。 ということで、役割は動脈を流れる酸素の濃度を測定するのです。 この器械がなかったころは、動脈を突いて採血し、それを検査に出していました。 息苦しいというとき、あるいは咳がよく出るときに測定します。簡単に指に挟むだけです。 ふらつきの原因など、すぐ貧血だと思いがちですが、酸素不足のこともあるのです。 そして、酸素不足の原因は、肺が悪いからと思いがちですが、心臓が悪いこともあるのです。 突然、ぶっ倒れたりしたときなど、とても心配なものです。そんな時もさっと、こいつを指に挟みます。それで正常だったら、ひとまずは安心と判定したりもします。 96~100くらいが正常です。90以上だと息苦しさは出ませんが、95以下だと確かに異常と判定。症状が軽いうちにいち早く、判定できます。 本当に小さなすぐれものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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