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カテゴリ:当院でのオリジナル治療法
もう終わってしまったのですが、先日平成18年3月19日、日曜日、アピオ大阪にて 大阪府難病連主催でおこなった講演のレジメを紹介します。
「ホリスティック医学から見たパーキンソン病のケアについて」 (1)パーキンソン病とはどんな病気 固縮、振戦、動作緩慢、黒質、ドーパミン、 パーキンソン症候群との違い、 あなたの病気は本当にパーキンソン病? (2)ホリスティック(全体)医学とは 現代医学が個々の臓器を対象とするのに対して、身体を一個の全体として捉える (3)一般のリハビリ指導の内容 病的な異常のみを訓練していると思われる (4)ホリスティックな視点から見た身体の異常とは 姿勢、拘縮、うっ血、リンパ浮腫、東洋医学的な見方 動くためにはどこがどのようでなければいけないか (5)どのようにしてその異常をケアするか ゆっくりした呼吸を伴ったストレッチのすすめ、 脊髄を鍛えるという視点 漢方薬で調子を整える(漢方薬でパーキンソン病を治すのではない) (6)パーキンソン病で陥りやすい点、注意すべき点 拘縮はパーキンソン症状ではないが、非常に起こしやすく、ADLの障害になる 悪性症候群、 薬が飲めなくなったら、ドーパミンの点滴を忘れずに パーキンソン病の薬を食間に服用した例 (7)その他 パーキンソン病と直接の関係はないけれど、お勧めの民間療法など あまりこんな内容の講演を聴いたことがないためか、とても好評でしたし、この後、質問もたくさんあり、クリニックへも来院されています。私の思いが受けて嬉しいことです。 何しろ一般のリハビリは脊髄が曲がったまま運動練習するから、そこんとこから間違っとるように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 30, 2006 12:53:36 AM
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