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カテゴリ:HASIRA生活日誌
「僕は死ぬことも許されない哀れな人間で、君は生きることを奪われてしまった幸福な犬だ。」自由の代わりに鎖と、定期的な食事と、不定期な散歩、そして絶対的な愛情。凡そ他の動物とは違うところで君たちは生きている。
僕の体には、君の同属に噛まれた傷が無数につけられている。腕、腹、足、そういえば僕の友人は耳を噛まれてものすごい血を流した。小学校時代、背負っていたバッグに噛み付かれ、振り回されたこともあった。今ではめったに、そんな話は聞かなくなった。犬たちが、すべての保障に牙を差し出したのか。 昔、犬と人間はお互いを対等の存在と認めていた。今では、人間がその存在を見下しつつある。犬帝降臨の時は近い。裁かれよ、人間。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/06 08:28:11 PM
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