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カテゴリ:HASIRA生活日誌
第十四話
レストランで打ち合わせして、その後僕の助手席に滑り込んだ彼女を横目で観て。 僕は何も言わないように口をつぐむ。 君の姿が見えるように背中をずらすと、伸びかけた彼女の横顔が見えた。 それだけで僕は幸せを得る。 こんなにも僕は君の事を想っている。 そんな事は決して言えない。 そんなガラじゃあない。 僕は、銀色の車を運転し、できるだけ遠くへと逃げようとしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/22 12:00:06 AM
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