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HASIRA

HASIRA

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2006/01/02
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カテゴリ:映画的毎日
毎年恒例行事元旦映画鑑賞。
188分間の拷問。
ここまでひどい映画は、「スターウォーズ」1と2以来。
■脚本
人物の造詣が全然出来上がっていない。物語にそって登場人物を動かしているとしか思えない。薄っぺらい、紙に書いたようなキャラクターたちばかりで、全然魅力がない。きっと撮影の当日に台本を渡して「はい台詞読んで」と言ったんだろうとしか思えないほどの掘りさげの低さ。
○もっとも業の深い男・映画プロデューサーのカール・デナムが、全然業が深くない。いやらしさが中途半端だ。結局何を追い求めていたのか?全然理解できない。この男が欲していたのは映画?人々に夢を与えること?スキャンダル?有名になること?はっきりしない上に、ラストの台詞。ただカッコつけたかっただけなんだろうなぁ、としか思えない一言にますます意味不明。
ちなみに僕がこの物語りを進めていくのならば、【映画に取り憑かれている男・カール。その行動原理は「俺こそ人に夢を与えてやれる唯一の男だから」。彼はたつた十セントで人々に夢を与えてやれるのは、神にすらできないことだというのが持論。しかしドクロ島でのトラブルで映画仲間を失い、神の創造した人類以上のものと対峙することによって、こいつを見せること=俺がすべてを司る…という思いに捕われていく。そしてキングコングを捕獲するに至っては、それはもう狂気としかいえない風貌になっていく。そんな彼の“良心”助手のプレストンは、彼を止めようとするが、彼の暴走をくい止めれない。しかしプレストンの死に因って、自分の狂気に気づくカール。そしてすべてを元に戻す為に町で暴走するキングコングを食い止めようとする】というように持っていくか、まぁゲス男のまま殺してしまうか、どっちでもいいけど、この方が20倍楽しめる作品になる。
また古参の船員、ヘイズと、身寄りのない若手船員のジミーの会話が不快だった。もっと突っ込んだものにするならともかく、ただの思わせぶりの会話ばかり。この脚本家、全然本をよんだことないんじゃないの?としか思えなかった。
特にへイズの死によるジミーの暴走や、キャラクター的に消化不良のまま終わった感多数。
またどう考えてもすぐに気を失うジャックが、すべて終わってから登場し、いいとこを持っていくチープ感。
正直0点でも上げすぎ。

ホント、おそまつな映画。こんなお金と時間垂れ流しの映画撮るなら、黄河のドキュメンタリーとって多額の借金背負ったさだまさし氏にチャリティしてあげてよ、て話かも。昔話だけど。
あ、視覚効果も最低。リアリティがないとかどうとかより、ちゃち。






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Last updated  2006/01/02 02:12:06 AM
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