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カテゴリ:HASIRA生活日誌
頑固じいさん渡邊八房。そうなったのかなぁ。HASIRAはそう思う。まぁ彼の一族は皆頑固だから、血の為せる技か。
少し前の車のCMで、ほとんどナレーションを忘れてしまったが、 「他の父親が子供と外食するとき、僕は君の作った料理を不味いと言って笑う…僕は君に媚びない。ただ君をかっこよくするだけだ」 みたいなニュアンスの、父親が息子に語りかける(というよりは独白する)ものがあった。いいCMだと思った。 まぁ確かに「ぬくぬく」は世の中の風潮である。気合い入れたってカッコ悪いじゃん、てな感じ。まぁ、モノを消化するだけの方々はそれでもいいんじゃないかなぁ。でも、モノを生み出す人はそーゆー訳には行かない。「ぬくぬく」のポーズをとっていても、水面下では白鳥よろしく足掻いている。今一線でやっている人たちは、ほとんどそうだろう。ホントは「苦節何十年」という看板を背負っているのに、そんなことをおくびにも出さず「ぬくぬく」ポーズを決めている。かっこいいなぁ、とHASIRAはそう思う。 渡邊八房は、でもそんな「ぬくぬく」ポーズを決められない。…というか、確かに彼の言う猿の方々は、「ぬくぬく」ポーズがただのポーズでしかない事実に気付いていない。だから細木数子を指して「あの人さぁ、当たり前のこと言ってるだけじゃん。TV出る価値ないよ」とか言う若い子がいる。「ホリエモンの考え方って共感できるす」とか言う若い子がいる。皆TVの画面そのままで受け取っている。あな恐ろしや恐ろしや。 だから、そんな物事は簡単じゃあないよ、と渡邊八房は言っているのかなぁ、とHASIRAはそう思う。 ひょっとすると、彼もまた「頑固じいさん渡邊八房」を演出しているフシもある。だとすれば、それをそのまま受け止めてしまったHASIRAも若い子の一員だ。嬉しいけれども、彼の罠にはまったのか…と唇を噛む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/12 10:30:46 AM
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