テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(450)
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月形竜之介主演による水戸黄門。オールスターキャストが顔を揃えた豪華な娯楽時代劇です。この作品では、黄門様の正体を明かしそうになる場面があり、観客にフェイントをかけるような、よい意味で肩透かしを食らわせ面白くなっていて、一度も印籠を見せずに、陰謀を解決していきます。 元禄四年江戸には大火がしきりにあり、6月2日夜には、半蔵門外平河町より出火し、西御丸に飛び火全焼するという事態、黄門様は助さん格さんと身分をかくして江戸へ来て、米沢町の一膳飯屋に入り込んでいました。そこで声をかけて来た人のよさそうな田舎浪人井戸甚左衛門の好意で、黄門様たちはその夜甚左衛門の長屋に泊まることになります。長屋に戻った甚座衛門は家に明かりが灯っているのを不思議に思い家へ入ると、家の中で騒がしく、黄門様たちも行ってみると、抜いた刀を持ち呆然とつったっている甚座衛門の傍には、甚左衛門の友人の村尾が殺されていました。最近甚左衛門を斬らなけれはならないと口にしていた兄を心配して追って来た妹の糸路は、駈けつけて来た町方に、刀についている血が証拠といいますと、黄門様は血は切先だけについている、ということは軽い手傷を負わすもので殺しはできない、と糸路にいいます。町方に見かけぬ顔だがといわれ、事態が事態だけにまことの身分を打ち明けた方が・・・と、その時易者の鰑堂が黄門様をじっと見て、水戸の御老公といったのだが、黄門様は水戸の目明しといい、その場では町方に犯人として捕らえた甚左衛門に、明日の朝にはご放免になるだろうと。長屋の衆がどうにかならないかと騒ぐなか、黄門様に耳打ちをされた助さんは急いで出て行きます。黄門様は格さんと、甚左衛門が一太刀浴びせた血痕があるかも知れないと調べていくと、滝川軍平という浪人の家の前にたどり着きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月06日 07時39分19秒
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