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帆を下ろせ 昼間の海戦が嘘だったような静けさの中謝花の歌声が流れ、各船の上ではそれぞれの思ひがありました。 鹿門が黒白斎に話しかけます。 鹿門「爺、この港でも、小静の手掛かりはつかめなかったが・・・生きているだろ うか」 生きている、気を落してはいけない、と黒白斎が、決して殺すようなことはない、琉球でダメなら次は台港です、と陳が励まします。 伝馬が謝花を見てみなさい、来る日も来る日も新蔵人のことばかり、そして「女の一生ほど怖いものはない」というと、何か思い当たる節があるのか?「バカ」と返す鹿門の顔を覗きこむのです。 熱帯特有の凄い豪雨がやって来たかとおもうと降り止み、視界が開けた先に右衛門太夫のめくら船がありました。大砲が鹿門のめくら船に打ち込まれます。雨で火薬のしめった鹿門の船の大砲は役にたたず、あの船に小静が捕らわれているかもしれない、ひきつけておいて斬りこむことにします。「帆を下ろせ」・・・相手の船も近寄ってきます。 そのとき、大砲が打ち込まれます。青影丸が来たのです、がもう少しで・・・というところで邪魔をされたため憤慨する黒白斎、鹿門は伝馬に指示を出します。しかし、相手の大砲に舵を壊されては動くことも出来ず、・・・修理のための木材を集めることと、負傷者の治療のため、近くの島に上陸します。 続きます。 🎞️『海賊八幡船』前回までの投稿掲載分は、ページ内リンクできるようにしてみました。下記のそれぞれをクリックしてご購読することができます。 海賊八幡船・・・(12) 海賊八幡船・・・(11) 海賊八幡船・・・(10) 海賊八幡船・・・(9) 海賊八幡船・・・(8) 海賊八幡船・・・(7) 海賊八幡船・・・(6) 海賊八幡船・・・(5) 海賊八幡船・・・(4) 海賊八幡船・・・(3) 海賊八幡船・・・(2) 海賊八幡船・・・(1)
炎の城・・・(11) 2024年08月05日
炎の城・・・(10) 2024年07月29日
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