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テーマ:台湾ドラマ☆タレント(3676)
カテゴリ:中華関連情報
赤坂サカスの赤坂ACTシアターへ、祝祭音楽劇トゥーランドットを観に行きました。超有名な方々ばかりが関わっているだけあって、舞台も音楽も俳優陣も豪華だったので、全体的に観て損はなかったと思ってます。 でも、一言で言うと、「もったいない」ですかね。アーメイ(張恵妹)をなぜ起用したのかわかりません。アーメイの良さがまったく出てませんでした。正直言って、アーメイにセリフをいわせないほうがよかったかも。台湾人の日本語というより、西洋人的なクセのある日本語でした。「原住民の出身だからじゃない?」と次の日に会った台湾の方は言ってました。それも一理あるかもしれませんね。一緒に観に行った老公Yの妹さんは観劇が趣味なので、アーメイの微妙な日本語セリフがかなり気になったようです。 アーメイは歌だけ歌ってたほうが、劇としてまとまってたかもなぁ。しかし、その歌も彼女の持ち味を発揮できるような歌じゃなかったんですよ。上手に歌っていたけど、全然迫力なくてかなり控えめ。最後の最後で非常に盛り上がるシーンがあるんだけど、私はてっきりそこで彼女が歌うもんだと思ってたんです。私が演出家だったら、歌詞がなくてもいいから、あそこで彼女に声出させるぞーってぐらい、アーメイ向きの曲だったのに。(ちなみに誰も歌ってなくて、みんな踊って終わり。) アーメイはケリーの代役ってことだったけど、この内容だとケリーでもかなりきつかったのではと思いました。ケリーは正直言って、生歌はたいしたことないし。 少々辛口ですが、デビュー当時からアーメイには注目してたし、香港ではコンサートに行って大感激だったので、今回も期待してたんですよね……。ただ、アーメイの名前はこれのおかげで日本国内で多少認知されるでしょうから、それだけでもよかったかな。F4やJAYじゃないけど、多少広まることで日本でコンサートもできるし、それに引っ張られて、ほかの中華芸能人も日本でなにかをという道を作ったことにはなるでしょう。 アーメイ以外のことですが、感想を。安部なつみがめちゃくちゃイイ!彼女が主役じゃないかと思ったぐらい、歌もかなり上手いし、演技もなかなかでしたよ~。そして早乙女太一。遠くから見てても、あれが彼だとわかるぐらい、彼ひとりだけ動作が非常に美しいんですよ。彼にチケット代の半分は払った!と思いました。安部なつみと早乙女太一との絡みが、これまたよくってねぇ。男っぽいところもあって、太一、最高でした♪ 岸谷さんは安定していて上手。歌もいい。獅童さんは歌わないほうがよかったけど、立ち回りは素晴らしい。北村さんは声がよかったかな。歌は獅童さんよりはいいって感じ。素人の感想なんで、ファンの方、ごめんなさいね。 劇場について一言。赤坂ACTシアター、つくりが悪すぎ。通路狭いし、階段ばかりだし、たぶんトイレも少ない。休憩のときに行かなかったけど、長蛇の列でした~。あ、通路狭かったのは、お花がいっぱいだったからかな?日本の俳優さんのほうに花が多いのは当たり前でしたが、アーメイあての花を探してもみましたよ。張小燕の名前を発見したりと、けっこう楽しめました。 私は2階の前列で観たのですが、1階の客席のほうから俳優さんたちが出てくることが多いので、1階席で観たほうが楽しいかも。オーケストラの音のせいで、歌詞が聞き取りにくい箇所もありました。音響の問題かな?アーメイのところは聞き逃すと話がわからなくなるかもって気合いれて聞いてたんだけど、逆に日本の俳優さんたちの歌詞を聞き取れなかったりしました。もしかしたら、アーメイのマイクの調子も悪かったかも。なんだか声がこもったような感じに聞こえたので。 千秋楽に近くなるにつれて、改善されてよくなるかもしれないんで、自由な時間とお金があればもう一度行ってみたいもんです。まあ、まずどちらもないけどね(涙)。 余談ですが、この後に行った赤坂見附駅前の黒猫夜、最高でした。トゥーランドットが吹っ飛んでしまったぐらい、感動したんですよ~。アーメイに美味しい紹興酒にレベルの高い中華料理。しかも昼間も台湾料理(笑)。1日中、中華な土曜日でした♪
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Last updated
2008.04.01 00:06:51
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