|
カテゴリ:おすすめ♪
図書館通いをするようになって、内田康夫をまたよく読んでます。 なにせ、軽く読めるのがいいし、旅行に行った気分になれますから。 内容をチェックしないで借りてくるので、 これが浅見光彦モノじゃないというのに、だいぶ読んでから気づきました(汗)。
でも、これは面白かった! 内田康夫の小説ってあまり頭に残らないけど、これはけっこう残りました。 有名作家がこのような作品を書くってすごいなぁと。 老公Yは戦艦などに興味があるのもあって、彼も読みましたよ。
以前から読んでみたかった『二つの祖国』も読みました。 私、台湾の日本時代についていろいろ調べたりしてたけど、 戦時中のアメリカについてはそれほど知識はなかったので勉強になりました。 日系人の強制収容所があったのは知ってたんだけど。
小さいころはテレビっ子でなかったせいで、いつも老公Yに負けるんだけど、 老公Yはこの小説がドラマ化されてたことも知ってた・・・・・・。
『二つの祖国』を読んだあとだったせいで、 たまたま目に入ったこの本を借りました。 これ、すごく面白かった!
日本人やアメリカ人でなく、オーストラリア人の視点から語られるんですよ。 しかも推理小説だから、戦争のことを扱ってるけれど、それほど重くない。 とはいえ、捕虜、原爆など、いろいろ考えさせられます。
実は今日我が家で開いたお茶会(この話はまた今度)の中で、 戦争についての話が飛び出たんです。 女性の集まりの中でこんな話題がでることに驚きました。
私、山口県育ちなんで、お隣はあの広島がですし、 人間魚雷回天の基地のあった徳山市(今は周南市)に住んでいたので、 けっこう学校で戦争の話を聞いたような気がします。 回天記念館も行ったことがあって、すごく印象に残ってるんですよね。
私がいままでの人生の中でショックだった出来事の上位に入るもので 上海留学中、ドイツ人に「日本では歴史の勉強はしてないのか?」と 聞かれたってのがあります。ええ、よりによってドイツ人に。 どうやら、当時留学中だったら、18歳~20歳ぐらいの日本人の若者たちが、 授業中に戦争の話になったとき、 日本が戦争してたこと、中国でも戦争してたこと、ドイツと同盟国だったことを 知らなかったらしいんですよ。 日本の歴史教育ってどうなってるんだ!?とこの私でも本気で思いました。 縄文時代や弥生時代は時間が余ったらでいいから、 近現代史をもっとやったほうがいいですよね。
これはもう7,8年前のこと。 今は学校でどんな風に教えてるのかな? レナやユータが学校にあがるころはどうなってるのかなぁ。 私ももっといろいろ知っておかないといけませんね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.16 01:05:05
コメント(0) | コメントを書く
[おすすめ♪] カテゴリの最新記事
|