テーマ:SACD(30)
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HMV 名手には事欠かない現代ピアノ界にあって、多くの才能を世に送り出してきたロシアからやってきたアルカディ・ヴォロドス。1972年生まれで、15歳からピアノを始めたという遅咲きの逸材は、珍しく国際コンクールの経験もなく、突然楽壇にあらわれました。25歳でソニー・クラシカルからアルバム・デビューし、その後は世界中の楽壇でもてはやされるようになりますが、それはまさに旋風と呼ぶにふさわしいものでした。 2枚目にして早くも「ライヴ・アット・カーネギー・ホール」アルバムをリリースし、世間をあっといわせたことも記憶に新しいヴォロドスの新作は、今回は音楽の聖都ウィーンのムジークフェラインザールで行われたライヴ・アルバム。彼が得意とするロシア神秘主義の作曲家スクリャービンの作品に始まり、ラヴェル、シューマン、リスト、バッハ、チャイコフスキーときて最後はまたスクリャービンに回帰、その完成されたヴォロドス・ワールドに酔いしれるセットとなっています。(ソニー・ミュージック) 【収録情報】 CD1 ・スクリャービン:4つの前奏曲 作品37より第1曲:変ロ短調 ・スクリャービン:24の前奏曲 作品11より第16曲:変ロ短調 ・スクリャービン:4つの小品 作品51より第4曲:やつれの舞曲 ・スクリャービン:2つの舞曲 作品73より第1曲:花飾り ・スクリャービン:ピアノ・ソナタ第7番 作品64『白ミサ』 ・ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ CD2 ・シューマン:森の情景 作品82 ・リスト:巡礼の年第2年『イタリア』より第7曲『ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲』 ・J.S.バッハ:オルガン協奏曲第5番ニ短調BWV596より『シチリアーノ』 ・チャイコフスキー/ヴォロドス編:16の子供のための歌 作品54より『嵐の中の子守唄』 ・スクリャービン:3つの小品 作品45より第1曲:アルバム・リーフ アルカディ・ヴォロドス(ピアノ) 録音時期:2009年3月 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール 録音方式:デジタル(ライヴ) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO 良い音楽を良い音で VIVA!SACD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.29 23:23:56
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