晩秋 もう冬
曇天の朝。雲に覆われた日はそんなに冷えない。今日から期末テストの中高生、二人。何時まで起きていたのか?眠った状態でご飯をお腹にいれ、今にも降りだしそうな朝、次々と家を飛び出していった子供達。洗濯物は部屋の中のが乾きそう。薪ストーブの中で、パチパチ音がする。早くから大根をしまう父さん。雨が降って来る前に終わらせるつもりでいるのだろう・・・又、腰傷めなきゃいいけど・・・雨が降りだした。高校生達二人、学校に着いてるかな?須賀川は持ってくれているだろうか?心配が過る・・・「昼過ぎから雨でしょう」の天気予報。朝から雨降ってますけど・・・?ようやく不安の種の一つタイヤ交換。11月にやったのは初めて、と、父さん。そ、そう・・・だから、私はいつも滑るのかしら・・・いつごろ変えてるの?夕方,子供達が帰る頃に合わせて薪ストーブにお芋を入れておく。次男君、何時も学校から帰ったらはらぺこ。おやつ用のパンじゃ足りない。お釜を開けて、しゃもじでご飯をバクバク。相当、お腹減ってるのね・・・夜の帳(とばり)の降りた山の中、次男君帰宅。雨、かなり降ってた?ずぶ濡れ。「着替えたら?」「食べてから・・」「ストーブの中に、お芋入ってるよ。」「やった~!」満面の笑み。「美味しい?」「うん・・・」なんだか、あんまり美味しそうにたべている姿がいじらしく見えて・・・こんな姿に、幸せを感じた今日でした。台所には、こんな「ダイコンちゃん」がいました。