明後日は卒業式
17年前、大雨大洪水で家の前の山が崩れました。目の前で起こった信じられない事実でした。次女を背負って山を下りました。村の避難所体育館で一週間過ごしました。止まない雨。初めて次女の夜泣きが始まりました。泣き出すと同時に次女を抱え体育館の外へ。親子二人で泣きました。そして、あの大震災。中2の次女は卒業式を終え帰宅遅い昼食を取っていた。私と二人部屋にいた。警報、大揺れ。二人は裸足で家を出た。ガシャンgシャン、全てが落ちてくる音、割れる音。薪ストーブが倒れる瞬間、火が噴く瞬間「もう終わりだ」と思った。じゃがみ込んだ大地、足元から亀裂が入る。大地が割れて行く…?大声あげて泣いたあの日。あれからもう直ぐ4年が経とうとしている。今、こうして私たちは生きている。家族みんなそれぞれに精一杯生きている。あの日を思うと、今、感謝の気持ちが溢れる。日々の小言等ちっぽけな事。中2だった次女も明後日日曜日高校卒業式です。3年間の思い出がきっと走馬灯の様に廻っている事でしょう。娘よりも感傷的になっている母、若干1名。又、バスタオルが必要になりそうです。